アパートの管理会社、居住者が出すゴミを監視?ゴミ袋を漁って個人を特定か


自身が入居するアパートの管理会社に、不当にゴミを漁られた可能性があるとの相談が、埼玉県朝霞市に在住の読者(以下、「A氏」と記載)から寄せられた。問題が発生したのは、2018年6月27日のことだった。この日は、可燃ゴミの収集日だった。A氏は、アパート居住者の共同ゴミ捨て場へ、可燃ゴミを出した。

 

 

すると、「きちんと仕分けしてゴミは出して下さい 管理会社」と書かれた紙が貼られて、A氏が出したゴミ袋が、自宅の玄関前に戻されていた。ゴミ袋の中にはコンビニ弁当の空き容器が入っていたが、それはプラスチック資源及び不燃ゴミの収集日である木曜日に出すようにと、注意する内容だ。

 

 

ところが、当サイトが確認した結果、メモ書きの指摘は事実誤認だったことが判明。朝霞市役所ホームページの「ごみ分別辞典」には、コンビニ弁当の空き容器は、可燃ゴミまたはプラスチック資源として出すことができると書かれている。つまり、A氏の分別方法が正しく、メモ書きの内容の方が間違っていたことになる。

 

 

ゴミ袋が自宅の玄関前に戻された経緯についても、A氏は疑問視する。メモ書きに使われていたのは、A氏がそのゴミ袋の中に捨てた、通販の納品書だった。不要になった書類なので捨てたのだが、そこにはA氏の住所や氏名が記載されていた。メモ書きをした人物は、ゴミ袋の中を漁って納品書を発見し、A氏が出したゴミであると特定したのだろう。

一方、A氏は「本当に管理会社がこんなことをするのだろうか」と考えた。アパートの居住者に対して、管理会社が各種の告知や注意書きを、紙媒体で配布することは過去にもあった。だが、それらの文書には、管理会社名、その所在地及び電話番号が必ず記されていた。今回のように、手書きで「管理会社」とだけ書かれたものとは大きく異なる。

 

 

当サイトでは、アパートの管理会社に連絡を取った。同社が居住者のゴミの中身をチェックすることは一切ないと、担当者は明言した。そもそも、このアパートには管理人が常駐していないという。居住者から通報を受けた場合などに限って、関係者が現地へ向かうというのだ。管理会社に成り済ました何者かが、当該の行為に及んだのだろうか。

管理会社では、本件に関してA氏に連絡して、詳細を説明するという。A氏にそのことを伝えたところ、同様の問題が再発した場合の対応を、管理会社と検討するとのことだった。A氏曰く、今回のトラブルに至った原因や、自身に対してこのような行為に及ぶ人物については、全く心当たりがないそうだ。

※モザイク加工は当サイトによるもの

 

高橋 


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