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動物愛護活動家、犬に野良猫を襲撃させた飼い主を動画で晒し者に

「飼い犬のビーグルに猫ハンティングをさせる男」と題する動画が、YouTubeに公開されていたことが発覚した。公開日は、2016年10月24日である。男性が飼い犬に野良猫を襲撃させたことを多くの人々が目撃していると、動画の公開者は主張する。

 

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「懐中電灯で猫の潜んでいる所を灯し、ノーリードでビーグルに狩をさせていました」。動画には、飼い主の男性が詰問される様子が映っている。男性は、飼い犬に野良猫を襲撃させたことを認めた。それを止められなかったのかと問われると、「なんでそんな犬の本能までとったらなあかんの」と反論した。

 

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すると、動物愛護活動家の女性は、動物愛護法を理由に、「本能でもしていいことと悪いことがあります」と主張。それに対して男性は、「俺、そういう法律はあんまり知らない」と述べた。女性は、「猫を犬に追わせるのは犯罪です」と以前にも男性に忠告していたという。口論は続き、男性は「警察呼べって」と繰り返した。

 

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一方、撮影することや動画の公開に関して、男性の同意を得ていた様子はない。そのため、動画で晒し者にしたことへの異論も相次いだ。やがて、当該の動画は削除された。

 

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動画の公開者について当サイトが調べたところ、大阪府内の動物愛護団体の企画に関わっていたことが判明。この団体は、所在地や電話番号を公開していない。そこで、団体にメールで連絡をとり、動画の公開者への取材を申し込んだ。だが、団体からの回答は届かなかった。

続いて、当該地域を管轄する、市役所の動物愛護の担当部署に尋ねた。本件に関しては、全く知らなかったという。飼い犬に野良猫を襲撃させることは、動物愛護法に違反する行為であると、担当者は明言した。部署で情報を共有して、詳細を調べるとのことだった。

なお、部署では不適切行為に対する指導は管轄外であり、それが必要と判断された場合には警察が対応するという。

 

※モザイク加工は当サイトによるもの

 

高橋 

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