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元女優の高樹沙耶容疑者逮捕から1か月・・・今度は「巨大大麻工場」摘発!

集団生活しながら大麻を吸引していた、元女優の高樹沙耶容疑者(53)。約1か月前に発覚したこの事件の舞台は、沖縄県の離島・石垣島の片田舎だった。また、長野県の限界集落では男女22人が大麻コミュニティーをつくり、大麻吸引に明け暮れていた。

そして、今度は関西である。和歌山県の山間部かつらぎ町で「巨大大麻工場」が摘発された。事件現場を調査してみた!

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みかん畑の中にある大麻工場

巨大大麻工場の建物は、もともと「株式会社A電子」が倉庫として所有していたもの。バブル崩壊後に競売にかけられた後、昨年8月から占拠していたのが暴力団関係者だった。

近隣で聞き込みしたところ、古い建物にいつしか大がかりな足場が組まれて本格的な外装工事がスタート。空調装置の室外機10機と排気用の煙突2本も新設され、真っ白に化粧直しされた倉庫は新たに工場へと変貌したという。

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空調装置の室外機10機

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煙突2本

工場関係者は近隣住民に「ここで魚、育てますねん! 養魚場ですわ!」と話していたそうだ。近所の男性(65)によると、

「今年の5月半ばくらいから外壁を工事していましたよ。室外機と煙突も入れると、トータルで1千万円以上かかっているんじゃないですか? 倉庫の窓には内側に黒色のフィルムが貼られて、明かりが外に漏れないようになっていましたね」

とのこと。

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窓ガラスに貼られたフィルム

工場が稼動し始めると、作業は昼からスタートし、夏場は夜10時くらいまで続いた。近隣住民も怪しいとは思っていたが、工場に出入りする人間の中に、明らかにヤクザ風の男もいて何も言えなかったという。

そして10月26日、10台以上の捜査車両が工場を取り囲み、警察が突入。怒号が響き渡る中、男4人が逮捕された。

大麻草は雑草の一種で、生命力の強い植物である。どこでも誰でも栽培できるため、今、全国の田舎で大量栽培されている。あなたの隣近所で見かけても、決して不思議ではないのだ。

 

ガルエージェンシー奈良橿原ガルエージェンシー奈良中央ガルエージェンシー奈良王寺
代表・福林 英哉(0120-783-056)
刑事警察において組織犯罪や特殊知能犯罪を担当し、1999年にガル奈良橿原、2013年にガル奈良中央、2016年に奈良王寺を開設。これまでに刑事、民事事件を多数解決する。卓越した調査力、誠実で丁寧な相談が好評を得ている。

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