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ユーチューバーがブランド設立の募金活動、不正行為やトレース疑惑で炎上!

YouTubeで「げんじ」と名乗って配信する男性が、自身のファッションブランドの設立に必要な資金の一部を、クラウドファンディングで募った。すると、その内容を疑問視する声が相次いで炎上した。

 

 

 

趣旨説明には、ブランドのイメージ画があった。このイメージ画は、YouTubeではブランド名も入れて公開された。ところが、それが「MONKEY TIME」の2016年秋冬コレクションのカタログ写真のトレースであるとの指摘がなされた。ブランド立ち上げに際して、他のブランドの作品をトレースするのはいかがなものかと、非難が続出した。

 

 

 

募金の特典にも、異論が提起された。10万円募金すると、ファッションコーディネートサイト「WEAR」の当該男性のページに掲載してもらえるという。男性は、サイトとスポンサー契約を結ぶ「WEARISTA」として絶大な人気の有名人だ。だが、募金はWEAR外部での活動であり、WEARを特典として利用するのは不適切ではないかと、疑問の声が上がった。

 

 

1月4日、WEARを運営する株式会社スタートトゥデイに話を聞いた。広報担当者によると、本件は把握していなかったという。募金企画に同社は一切関与していないそうだ。そのような企画で、WEAR関連の特典を勝手に用意することは認めていないという。担当部署に伝えて、詳細を確認するとのことだった。その後、WEARの特典は削除された。

続いて、MONKEY TIMEを経営する株式会社ユナイテッドアローズに連絡を取った。同社でも、本件は初耳だったそうだ。写真のトレースの許可の有無を尋ねたところ、同社が当該男性と提携しているといった話は聞いていないという。詳細を調べたいというので、関連情報を提供した。年始で社員が一部しか出勤していないため、調査結果が出るまでに日数を要するという。

男性本人にも取材を申し込んだが、本記事執筆時点までに回答は届かなかった。

 

高橋 

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