AKB48ブレイク後、雨後の筍のように現れた地下アイドルたち。
その後はご当地アイドルも次々に生まれ、空前のアイドルブームは続いている。
ある意味、アイドルを目指す女の子にとっては都合のいい時代であるが、身近になりすぎちゃったか最近はファンとアイドルのバランスが崩れ始めているらしい。
「東京は下火になってきました。地方には6歳のアイドルなんかもいて、まだまだブームは続いてますが、一方でファンに飽きられてるっていう現実は確実にある」(業界関係者)
飽和状態になったアイドル業界の現実を自らもアイドルをプロデュースした経験のあるA氏はこう分析する。
「1~2年で辞めちゃうグループが多い。思い出作り的なアイドルが多いのは飽きられる原因の一つだと思います。それと、ファンと結婚しちゃうとかね。それが本人にとっては幸せかもしれないですが、他の大部分のファンは冷めちゃう。アイドル側にも問題はあると思います」
では、そんな中でも生き残るグループとは?
「ファンを大まかに分けると3パターンぐらいになるんです。圧倒的に一番多いのはロリコン的な人で、その次がヲタ芸などで騒ぎたい人。ストレス発散にもなりますからね。で、最後が純粋にアイドルの歌を聴きに来る人です。その中で『ずっと応援してくれるファンは?』ってなると、順番が真逆になる」
グループの場合はメンバーの入れ替えなどで新鮮さを保てるが、そうじゃない場合はどれだけ純粋なファンを獲得出来るかがカギを握っているようだ。
ちなみに、東京は下火になってきているようだけど、アイドルが遠征するのにオススメの地方は静岡県と鳥取県なんだとか!
「その2つは、個人的な見解にはなりますが、これからブームが来そうな感じです。他には大阪や新潟、福岡なども盛り上がってるらしいですよ」
アイドル戦国時代は徐々に地方へと向かってる?
芸能探偵