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ネコ虐待疑惑の残酷な動画が相次いで発覚!警察の対応に疑問の声が続出

猫に対する虐待行為ではないかとされる動画が見つかり、物議を醸した。子猫が死んでしまったことを報告する内容だ。一連の動画は、YouTubeに公開された。

自力での排泄ができない子猫に対しては、飼育者が排尿や排便を促すことが必要となる。その際に、猫の身体を強く握りすぎてしまい、臓器が圧迫されたことが死因だったという。「やはり力の入れ過ぎでした。。。力の入れ過ぎって、おろしがねで大根をすりおろしするぐらいの力を入れてました」などと、動画を公開した人物は書いている。

 

 

 

「便通が悪かったので、アメリカのルイジアナ・ホットソース肛門に塗り、豪快に力強く擦ったら赤く擦りむけてしまい、力も入り過ぎたせいか、身体の骨も折れてしまった・・・。次の日に亡くなりました」。こうして、2頭の子猫が死亡。子猫の死体を親猫が一生懸命舐める様子を撮影した動画では、撮影者は死体を指で弾くという行為に及んだ。

 

 

 

 

このような内容を公開するのは、悪意によるものではないかと疑問視する声が続出。動画は削除されたが、本件を問題視して通報する人々が相次いだ。だが、その中には「警察が対応してくれない」、「『こういうのはよくあること』などと言われた」といった報告もあった。一方、ある議員から警察に問い合わせてもらったという人物もいる。

当サイトに相談してきた動物愛護団体の関係者も、本件を通報した一人だ。「事件化できるかは分からない」と警察に言われたそうだ。「動画の投稿者も分からない状況。事実関係を調べてみなければ、虐待に該当するか、確かなことは言えない」と通報窓口の担当者が述べたので、「匿名でも、警察が調べれば特定できるはずです」と捜査を依頼したという。

本件のように、動画を公開した人物の素性が不明で、警察の反応も様々である場合、どうすればよいのか。動物愛護に関わる相談窓口や公益法人に尋ねた結果、いくつかの回答が得られた。その中で最も有力と思われたのは、「獣医師に動画を確認してもらう」という方法だ。動物愛護法は、獣医師には虐待行為に関して通報の努力義務があると規定している。

動画の内容が虐待行為に該当するか、獣医師に専門家の立場から判断してもらう。そして、その判断を書面に記してもらい、それを警察に提出する。専門的な知見を根拠とした通報であるゆえに、応対した警察関係者個人の判断に左右されにくい。このような形での通報が多くなされれば、捜査の対象になる可能性も高くなるのではないかという。

 

高橋 

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