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75才女詐欺師を探偵が追う 自称「秘密資金にアクセス出来る女」

未だ調査続行中ですが、依頼者のご希望により本案件を探偵ファイルに掲載を開始することしました。この女詐欺師(以降、S氏)は架空の巨額融資話で依頼者を巧みに騙し、法人を共同運営するという名目で自宅件事務所も借りさせ、2年間家賃も払わず住み着いており、当然ながらその間の家賃は依頼者が払っています。

                         (資金の説明をするS氏)

今回、この女詐欺師が使用している手口は一般的に「M資金詐欺」などと呼ばれている類のもので、昭和30年代から使用され現在でも一部を変えた亜種的な手口が広く使われています。過去には大企業や資産家、さらには芸能人なども被害に遭っていますが手口の性質上から表面化していない事案も相当数ある事は容易に想像がつきます。


M資金とは、戦後の占領下にある日本で連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)が接収した財産や日本の皇室が国の財産を接収から逃れさせるために海外に運んだ財産などと言われており、日本国の国家予算外資金として現在も極秘に運用されている秘密資金と謳われる事が多いのが特徴です。

M資金のMとはGHQ経済科学局の第2代局長であった少将ウィリアム・マーカットの頭文字が定説と言われていたり、GHQのトップだったマッカーサーやMSA協定(日米相互防衛援助協定)の頭文字とする説もあります。

                 (S氏が作成した資金系統図には天皇家の表記もある)

皇室や財務省、FRB(連邦準備制度)やCIA、第二次大戦や国家といったキーワードを散りばめつつ虚実織り交ぜたスケールの大きな話で、なおかつ秘密資金のために口外すると手に入らないという事を匂わせながら話を進めていくために誰にも相談せずに被害を受けてしまうというケースも少なくない様です。

以前も弊社ではM資金詐欺関連の調査を行った事がありますが、被害額や被害場所が不明瞭になるケースがほとんどで、詐欺罪という犯罪の要件を満たさないために警察で被害届は受理されませんでした。

今回のケースも同様に現時点では警察は動くことが出来なかったために、依頼者は我々探偵に証拠集めを依頼したのです。


次回に続く


ガルエージェンシー横浜駅前ガルエージェンシー千葉駅前
代表・吉田 容之(0120-45-2244
ガルグループの複数の拠点で調査責任者を長年務めた豊富な現場経験を生かし、浮気調査・人探し等はもちろん他社では不可能な特殊な事案も対応可能。また、心理カウンセラーとしての資格を持ちご依頼者様の心のケアも行っている。

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