偽物アクセサリーの販売者にご用心!その悪質な手口と見分け方を公開


数量限定生産のアクセサリーなど、プレミアが付いているものがネットで手ごろな価格で販売されていたら、要注意だ。騙されて偽物をつかまされる可能性があるからだ。しかも、それが偽物であると気づかないままになっている人々もいると思われる。そこで、今回は悪質な手口と偽物の見分け方を公開する。


(1)悪質な手口
このたび、当サイト読者でアクセサリーに詳しい人物(以下、「A氏」と記載)から、情報が寄せられた。昨年末、A氏は「PEANUTS&Co.」というブランドのアクセサリーを、ヤフオクで購入した。限定品でなかなか手に入らないものだったため購入してみたのだが、届いた商品は明らかに偽物だったという。

出品者に問い合わせると、「ラクマで購入したが、付属の保証書のような紙はなくした」、「購入先のIDがなくなっていて確認できない」という趣旨の返信があった。A氏が返金を希望すると、出品者はすぐに応じた。この件をA氏は警察に届け出たが、「出品者が偽物と自覚して売っているとは限らない」との理由で、捜査を拒まれた。

 

 

一方、この出品者がその後も偽物の販売を続けていることが判明。メルカリやラクマにも、同じ画像、同じ説明文で出品していた。「正規品の本物ですが、アウトレット品です」と出品者は主張する。ところが、A氏がPEANUTS&Co.に問い合わせると、「アウトレット品として市場に流通させることはなく、セール等もしていない」との回答があった。

上記の回答について、A氏はメルカリにて出品者に指摘した。すると、出品者はA氏のコメントを消去してブロックするという行動に出た。メルカリでは、質問された内容等を出品者が消去することができる。指摘内容を不特定多数に見られることは都合が悪いと考えて、出品者はコメントを消去したのではないかと、A氏は述べる。


(2)偽物の見分け方
コピー品(偽物)のアクセサリーは、以下のような手順で作られる。 [1]複製したい本物のアクセサリーを用意して、シリコンで型をとる。 [2]溶かした蝋を型に流し込む。 [3]石膏等を使い、蝋の原型から鋳型を作る。 [4]溶かした材料を鋳型に流し込み、冷えてから石膏を割って中身を取り出す。 これでコピー品の完成だ。

コピー品の製造過程では、溶かして型に流し入れた蝋が冷えて固まることで、本物よりも少し小さい原型ができてしまう。そのため、コピー品は本物よりもサイズが小さくなったり、細かい掘り込みの部分がぼやけたりする。以下の画像の通り、本物と偽物では重さが全く異なる。細部を比較してみても、両者の違いは一目瞭然だ。

 

 

 

 

 

また、特に限定品の場合、購入者の多くはその価値を理解しているので、付属の箱や保証書を捨ててしまうことは、まずあり得ないそうだ。ネットで販売されている本物の大半には、これらが付属しているとのこと。コピー品は売値が安いゆえに、付属品のコピーまで作るとアクサセリーの製作代よりも高くつくので、作らないのではないかという。


(3)まとめ
現時点で詳細を記すことは控えるが、問題の出品者がA氏の事例以外にも悪質な手口で商売を営んでいることの証拠を、当サイトではつかんでいる。クレームがついたらすぐに返金する場合、意図的な詐欺行為か判断しがたく、警察も対処しづらいようだ。レアな商品を安価で購入できるというような甘い話には、くれぐれも注意していただきたい。


高橋 


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