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話題の東京ゲームバー、不正営業だった!任天堂の規定に違反していたと発覚

秋葉原にオープンして話題の「東京ゲームバー」。同店の営業内容は不正ではないかと、疑問視する声が上がっている。店内には、各種のゲーム機やゲームソフトが設置されている。ところが、同店HPにある店内を撮影した画像には、ゲーム機が写っている部分にボカシ加工等が施されている。

 

話題の東京ゲームバー、不正営業だった!任天堂の規定に違反していたと発覚

話題の東京ゲームバー、不正営業だった!任天堂の規定に違反していたと発覚

 

本件との関連で注目されたのは、任天堂HPのサポート情報の「Q&A」に掲載されている内容だ。当該ページには、次のように記されている。「料金を受けない場合でも、お店に置いて使用させる行為は、営利目的を有していると解されますので、各権利者からの許諾が必要となります。当社では、当社製ゲーム機器およびゲームソフトの営利目的での利用(商業利用)について、許諾を行っておりません」。

都内にある別のゲームバーのHPには、以前に任天堂から注意を受けた経緯が書かれている。任天堂の知的財産部の担当者と話し合った結果、同社のゲーム機ならびにゲームソフトの店内での貸し出し等を控えることになったという。「ゲームで遊べることをサービスとして提供している訳ではありません」という注意書きもある。

 

話題の東京ゲームバー、不正営業だった!任天堂の規定に違反していたと発覚

 

9月9日、当サイトでは任天堂の本社に連絡を取った。同社では、今回の件は把握していなかったという。そこで、発覚に至る経緯と現状を説明した。各地のゲームバーで、同社のゲームを店内に設置して客に利用させることを認めているのかと尋ねると、「HPに記載の通りです」と担当者は述べ、不正行為であることを明言した。
 
東京ゲームバーの件への対応を、これから社内で検討するという。検討内容や今後の対応の詳細については、「ノーコメントとさせてください」とのことだった。東京ゲームバーには、プロのゲームプレイヤーもスタッフとして勤務しており、業界のモラルが問われる事態になりそうだ。

 

 

 

高橋 

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