斬鉄剣!!! Ver.2
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◆唸れ魔剣! 〜 3rd Ver. 〜 |
山木です。 炎の魔剣と、雷神剣と・・・立て続けに魔剣をやってきたわけなのですが、読者の皆さんからの反響も大きく、レギュラー化まで望む声もありました。 とても、人気が有るんですね〜。 これも、ファミコン世代の影響なのかな? というわけで・・・今回も、ゲームや漫画で登場した魔剣の再現です!
今週のビックリドッキリメカ発進!! っていう感じで決まっていく魔剣ですが、今回はいろんな媒体で出てくるものの、誰もハッキリとした形で見たことが無いと思う『ガラスの剣』にチャレンジです。 はてさて、ガラスの剣と言っても、どうゆう風に作ればいいものか・・・。 とりあえず、二代目あぶない探偵のキムと相談したところ... 「ガラスを買ってきて、刀の形にすればいいんじゃない。もともと、斬れる素材だし。」 なんとも短絡的な・・・だけど、まぁ・・・そんなモノなのかな? 早速、ガラス屋からガラスを仕入れてきて、シコシコと製作を開始です! ![]() ![]() 事務所の近くにあるガラス屋から、500円でガラスを購入し、ガラス切りで製作。 さすがガラスだけ有って、割っただけで刃が付くのは、かなりナイスですね☆ ですが、思った以上に形を取るのに苦労してしまい、刀の形に仕上げるのに、紙ヤスリでエンヤーッコーラーと、二時間ほど・・・。 ![]() ガラスの剣、完成! 出来ました!ガラスの剣が完成です!! なんか、安物っぽい感じがするのですが...。 まぁ、良い出来なのは違いありません。 確かに、静止した状態でも、うっすらとしか見えないというのは本当だし・・・。 本当に真剣と同じレベルで扱えるのなら、かなりの業物かも。 ひょっとしたら、シリーズ始まって以来の、成功するパターンか!? では、さっそく試し斬りと行きましょう! ![]() 蜻蛉の構えから一機に振り下ろす! 試し斬りはズバッとやってこそが、醍醐味ですよね☆ キム「それは解るんだけど、なんで俺が大根を構えるの?台座にでも、立たせれば...。」 まぁ、細かいことは気にしちゃ駄目ですよ。 なんせ、あぶない探偵ですもん。 台座に置いておくよりも、人が持っていた方が、絵的に良いでしょ? キム「・・・ヲイ。安全の大原則を・・・」 ![]() ![]() ガシャ―ン!! ![]() 台所でよく聞く戦慄の音と共に、二時間の苦労が一瞬で無駄に・・・。 真っ二つになった大根と共に、砕け散ったガラスの破片がキムの頭に後に降りかかっています。 ※ ガラスの破片は危ないので、今更ですが、マネをしないでくださいネ! 大根の断面は、それなりに綺麗ですので、成功は成功なのでしょうが・・・。 なんか、割り切れないなぁ・・・。 一回使ったら砕けてしまうなんて、刀としては大失敗も良いところですよ。 キム「失敗か..。ゲームの通りになっちゃいましたねー。何がいけなかったんでしょ?」 山木「ん.....刀の形をしてるだけで、刃をつけなかったのが、負荷の掛かった原因じゃ ないかと。」 キム「まぁ、そうすね。」 山木「というわけでキムキム。もう一振り作って、今度は鋭利な刃が付くまで削ろう。」 キム「・・・マジ??」 というわけで、再び刀を造り始めること・・・9時間。 そう、今度は9時間も掛かったんですよ! 何故かって、どんなに削っても丸みを帯びるだけで、鋭利にならないんです・・・。 だからって投げ出すのは悔しかったんで、探偵ファイル技術部の意地と誇りにかけて(?)、徹夜で製作をって・・・あぁ、何やっているんでしょう。 24と26歳の男が夜通し、ガラスをギコギコ削る・・・絶対に、親類には見せられません。 ![]() というわけで、冬休みの自由工作よろしく、なんとか作った【ガラスの剣 弐号】 今回は、ちゃんと刃もつけました!かなり鋭利です。えぇ、ナイフと殆ど変わりません。 あまりに危ないんで、新聞紙でくるんでの登場です。新聞紙に書かれた文字が、どことなく間抜けではありますけどね。 ........さて、試し斬りだ! ![]() シュン! (刀身を、映像として捉えられない) 降り抜くと同時に、飛んで行く大根。 ...すげぇ。全く、刀の軌跡が見えねぇ。 まるで、カマイタチでも起きたかのようです。 遠くから見ると、まるで超能力でも使っているかのようにすら見えます! これなら、「暗殺用に造られた剣」と言い張っても、通用するかも! 魔術師とだって、戦えそうです。 凄いぞ、ガラスの剣!! ひょっとして、シリーズ最高傑作か!? よし、斬り返しだ!! 手首を返してと・・・ ![]() ![]() ガシャ―ン!! あっ〜〜〜〜〜!!!!! ガラスが木っ端微塵に壊れる音と、一拍おいて起きるキムの絶叫。 駄目だ・・・今回はイケルと思いましたが、やっぱり、割れてしまった。 キム「あ〜、あ〜・・・俺の、徹夜が・・・徹夜・・・てつ。。・・・イヒ?」 山木「・・・キッ、キムキム?」 キム「・・・イヒ?」 ・・・返事がおかしい。どうやら、ただの廃人のようだ。 まぁ、9時間の徹夜が一瞬で無に帰ってしまったのだから、無理はないでしょうけど。 しかし、なんで割れたのでしょう。 ビデオをスローで見てると、なんと割れる瞬間すら映像に捉えられてません。 映るのは、キラキラと煌く破片のみ。 砕け散る時すら美しいのは、ある意味感動的ですら有りますが・・・。 もう一本、ガラスを長細く作り、耐久実験をしてみたところ、なんと素振りをしていたら折れてしまいました。 そう、割れるのではなく折れる。...謎は、全て解けました。(笑) 結果: 「ガラスの剣」は、刀身が降り抜く圧力に耐えられないようです。 一回使ったら壊れるというのは本当でした。 素振りですら折れるので、実戦使用は限りなく無理。 多分、剣ではなく、ナイフならば何度か使用しても大丈夫でしょう。 う〜ん・・・なんか、幽霊の正体見たり、何とやら的な結論ですね。 ( 探偵ファイル・山木 )
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