もっともあぶない探偵 YUZAWA & KIM
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◆YUZAWAの、バイクで YOU ARE SHOCK!! |
平成拾伍年 睦月 某日 編集長改め裁判長:静粛に!これより下手人YUZAWAに対する裁判をとりおこないます。 YUZAWA:異議あり!というかとりあえずマジ弁護士呼んでくださいよ。 …実は前回のコスプレファイトの件で、沢山の女性の方より... 「京様を侮辱するな!」 「何様?あのまま焼け死ねばいいのに。」 「山木さんは許す。」 等の一方的な御意見を頂戴したのですが、それについての糾弾裁判が行われてるんです。 裁判長:ふむう。という訳で被告人 YUZAWA、弁解の余地無しと見なし... 「市中引き回しの刑に処す!」 YUZAWA:というか、“市中引き回し”をやってみたいだけちゃうんかと問い詰めたい。 罪人(!?)は何を言おうが、民主主義という数の暴力の前ではいたって無力でした。 という訳で、Let's 自殺行為 先程まで市民の憩いの場だった公園も、今や北斗の拳やマッドマックスな光景に様変わり、「ママー、あのお兄ちゃんたち何やってるのー?」と指を指す子供の手を「これっ、目をあわせちゃいけません!」と引き足早に去る母親や、声も出ないアカペラ練習中の女子高生たち。 先程まで野球に興じていたボーイズも「なんか嫌なイベントフラグ立っちゃったな〜。」と困惑気味のままこちらを見ています。 そりゃそうでしょう。 バイクに足をロープで結ばれた男が「引きずられるとか、摩擦がどうのこうの。」とか言ってれば、取りも直さずってやつですよ! なんか公園中の人間全員が「通報しますた!」のアスキーアートに見えてしょうがありません。 オレンジのツナギという格好だけは明らかにレスキューする側の人間なんですけど、絶対に救命される立場に回るハメになりそうですね。 それにしても、なんでわざわざコンクリート上でやるんですかね? 僕を引きずってくれるのは鉄の馬に見えますが・・・。 オオスミ:本当は国道でやりたいんだけど、大人の事情で公園になった。でも安心しろ。 縦横無尽に引き回してやるから。 鉄の馬にまたがった、探偵ファイルの不人気ナンバー1(過去に例を見ないクレームのメールを貰った男)が言いやがりました。 チクショウ!もう好きにしてください!! だけど腹筋を利かせて、上半身を持ち上げていないと惨事になること必至ですね・・・。 オオスミ:周囲から "絶対に警察に知らせたほうがいいって!" という声が聞こえてくる から、ちゃっちゃと終わらせちまおうぜ! ブォ〜ン!! オオスミ:ハイヨー!そ〜れっ! 縦横無尽に、走るバイク 「し・・尻が燃えるぅッッ!!!」 腹筋を使ったら、頭は無事だったけど、「全体重がケツに掛かる」というリスクは計算外だった〜!!! ケツに火が着くとはまさにこのことか・・・。 ボロキレ YUZAWA:僕のオシリ・・汚された・・・。 自分からは見えなかったので、撮影していた宮ぷ〜中尉の「スゲー!穴開いてるよ」という台詞が一番の恐怖となりました。 探偵タイ〜ホというオチが読者の求める理想でしょうけど、コチラとしてはあくまで理想で終わらせたいし、怪我無く終わったところで...。 オオスミ:そういえば!この間見た映画だと、 頭から引きずられていたな〜。
あっ!皆さん、これ探偵ファイルの悪い癖です。 「怪我をするまで現実が見えてこない」 額と手に一生消えない傷を負っても、現実を見ずに夢を追いかけるサイコ剣士が事務所にいるから駄目なのだろうか・・・。 YUZAWA:先程、もう既にケツに穴開いてるって聞こえたんですが・・・。 オオスミ:普通、ケツには穴が開いていますが何か? 馬鹿な言葉は放っておくとして、頭から引きずられると腹筋が使えないという、まさに「致命的」な欠点がありますが・・・。 悪夢は終わらない 身体全てで、地球と一体に!あぁ・・・・貴方(地球)を全体で感じるわ!! 空が回った 摩擦でロープが切れましたわ オオスミ:チッ。まあ、今日はこのへんで勘弁しといたるわ。 ・・・・・あぁ、安物のロープで本当に良かった・・・。 バッキバキに痛い体を引きずって事務所に戻り、このキチガイビデオを編集長に見せたところ... 編集長:ん〜、映像に迫力が無いんだよねぇ。今度は車で、いろは坂でやってみようか。 誰か、この事務所を止めてくれ ( 探偵ファイル・YUZAWA )
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