●更新日 06/13●
山木のドイツぶらり一人旅(後編)
血の海じゃん
山木 「え?追いかけてる時に、刃物か何かで斬り付けられたんですか?」
梅宮 「いいえ、コケた時に受身を取らずに顔から逝ったようで・・・」
どんどん集まってくる野次馬達。日本人サポーター、親切なイスラム教徒、カナダからの観光客などがわらわらと寄ってき始めて、周りは騒然とした人の海に!
戦場で負傷した兵士のようだ
周りに人。
膝の上には怪我した同僚。「助けてください!」とフランクフルトの娼婦街で愛を叫んでみたくなる衝動を必死に抑えます。
親切なイスラム教徒 「怪我のショックで不安になっているから、何か話しかけてあげて!」
山木 「額、バックリ裂けてしまってますねー」
サイバー☆「そんな、酷いですか・・・」
山木「フェニックス一輝になっちゃいましたね」
梅宮「ガハハハハハ!!!」
あれ、笑ってるの僕達だけだぞ。きっと、周りの人たちは日本語が解らないに違いありません。うん、そうだ。
そうこうしている内に、警察到着。
ドイツの警官に囲まれる僕ちん
警官A「gtけっえtじぇてkて」
山木「すいません、ドイツ語は全く分かりません。英語で話してください」
警官B「といえtけltじぇtじぇ」
山木「嘘つきました。ネィティブじゃないんだから、もう少し、ゆっくり・・」
たどたどしく会話を行った結果、病院に搬送されていくからということで同乗させられる。
病院で、「オーライ」しか言わない190センチくらいある医師と、ワキャキャ楽しいお喋りをしている看護婦から何とか話を聞いたところ
鼻も折れてるらしい
格闘技やってても、なかなか折らないのに、転んで折るとは何て運の悪い・・・
そして、最も聞きたくなかったのが
サイバー☆ひろし「あ、オレ、海外保険に入ってないっす」
おい!! 地球の歩き方にも、どんな旅行サイトにも書いてあるでしょうが!
「もしも」は自分に降りかからないなんて思っちゃ駄目なんですよ!って、僕もタイで無保険で現地の良く解らない場所で右手縫ってから、そう思うようになったから、人のこと言えないんですけどね。
で、どうすんだよ、これから。
山木@入国初日からコレかよ
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