●更新日 08/12●


イッキマン −タバスコその2−


前回、タバスコに打ち負かされたイッキマンは逃亡した。
残された人民達の希望は潰えた。これからは未来永劫、タバスコの暗黒支配が始まる…、

かと思いきや、その時!

イッキマンが帰ってきた!

燃え盛る不屈の闘志!イッキマンはやはりヒーローだった!
歓喜にわきあがる人民!さぁ、いまこそリベンジだ!タバスコをやっつけるんだ!

本当は、マジで逃亡しようとしたが、財布も携帯も事務所に置き忘れた上、
口の中が痛すぎて道端の鉢植えに溜まった雨水で口を洗っているところを通行人に凝視され、
もうどうしようもなくなって逃げ帰ってきただけなのだが、そういうことにしておこう。

いつの間にかジョッキに注がれているタバスコ。

そして、ゆっくりと、力強く、未来と地球の平和への希望が込められたイッキコールが始まる…。
この絶望につつまれた世界で、唯一、闇を切り裂く一縷の光、イッキマン。
人民達は、静かなる祈りを込めてイッキコールを送る。
いくつもの声はひとつに束なり、イッキマンの背中を押した。勇気が芽生え、闘志が湧いた。
そうイッキマンは独りで戦っているのではない…。コールを送る全ての人間がイッキマンに力を与える。正義を信じる純なる想いこそが、タバスコを打ち破る最強の矛となるのだ!!!

さぁ、立ち向かえイッキマン!!


ゲロバァッ!!!


あ、やっぱだめだったわ。




いやぁ、まさかこのご時世になって、
こんなにタバスコに苦しむ人間がいるとは。
おのずからそんな感想が出てくるほどタバスコ=きつい、って印象は世間に定着していますが、
いやいや、やっぱり真っ向から立ち向かってみると、やっぱしきついわタバスコ。

まして20、30代のいい大人がタバスコひとつで一喜一憂。いったいこの職場はなんだ? ↓↓↓

 その後の顛末。

いや本当にタバスコはよくできてる。これは飲んでみないとわからない。
苦痛の爆発力、苦痛の持続力、コストパフォーマンス、手ごろなサイズもさることながら、
味を感じないようにグイっと飲み込むと、「それは反則です」とタバスコが突っ込みをいれるかのように、肺のつけね(そんな場所があるかは知らんが感覚的にはそこ)に激烈な痙攣が走って、押し戻されてくる。不正は不可能なのだ。まさに罰ゲームドリンクのキングオブキングスだ。

本当に興味深いので今後も調べていきたい。イッキできる方はコツを伝授してください。

イッキマンに飲ませたい液体をメールする

イッキマンの戦いはまだまだ続く。



ニノマ



◇上記のタグを自分のサイトに張ってリンクしよう!
探偵ファイルのトップへ戻る