●更新日 11/21●





事務次官連続襲撃事件 〜奥さんが殺された理由



昨日の記事に大きな反響がありました。TBNさんにもおもしろい追撃の記事が上がっています。

もちろん私自身、容疑者を擁護するようなことは一文も書いていませんので批判メールは皆無でしたが、厚生事務次官の奥さんが殺されたことをどう思うか、というメールがありました。

私の推理を書きます。
最近、防衛事務次官のスキャンダルがありましたね。
奥さんのほうがゴルフが大好きで、旦那抜きで接待を受けたり贅沢三昧をしていた事実。何せ一緒に逮捕されたくらいです。この点は間違いないですね。
つまり、容疑者はこの事実だけを脳裏に刻み込んでいたのです。
権力者の奥さんの影響力は絶大です。中国の江青などなど。(書いたら1万ページになるので省略)
容疑者は旦那と奥さんの罪は同等だと思ったのです。これは私の推理として一寸も外していない自信があります。若しくは、容疑者の母親が父親よりえらそうにしていたんじゃないですか。もし容疑者の母親が暴君に対して耐え忍ぶタイプだったら、山口氏の奥さんは殺されなかったと思います。

話は変わります。
私は、容疑者が誰なのかとか、どんな組織なのかとか、全然興味がありません。ですが、全てのメディアが殺された奥さんの笑っている写真を取り上げ、容疑者を悪の象徴だと報道していることに大きな疑問を感じます。

なぜなら、現在の法に照らせば、伊藤博文も坂本龍馬も、テロリストになります。
彼らは、実際に手を下したり、仕向けました。そのせいで関係のない多くの人が殺されました。
こんがらがるといけないので今日は二人の名前だけに留めておきます。思想や歴史とはそういうものなので。
つまり、権力構造が移るか移らないかで善玉と悪玉の評価が変わります。もし、この事件を契機に今の政府が転覆し、まったく新しい世界が生まれたとしたら、間違いなく今回の容疑者の評価は大きく変わります。

現代の法。これが最善であり至上であると考えている人がいるとすれば、それは尊敬に値します。過去の法を一切否定できる人なのですから。


申し訳ないです。出社前の30分で書き殴っていますのでまとまりがありませんが、私は探偵として「殺す人と殺される人には目に見えない因果関係がある」と信じて疑わない性格です。秋葉事件のようなキチガイは別として。




BOSS





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