●更新日 02/13●


アキバ加藤の模倣殺人犯の裁判


2月12日午前11時、八王子駅ビル女性殺傷事件の初公判が執り行われた。平日の午前ながら世の中に暇人は結構いるみたいで、この日の傍聴券当選率は30%といったところだった。

08年7月22日、東京都八王子市の京王八王子の駅ビル9階の書店で女性2人が刃物で刺されて1人が死亡・1人が重傷となったこの通り魔事件で逮捕され、殺人と殺人未遂などの罪に問われた菅野昭一被告(34)は黒のジャージっぽい上着に、頭は坊主に丸めた姿で入廷した。

法廷の様子イラスト

この事件のあらすじを簡潔に書くと、

1.被告「仕事が上手くいかず、職場の人とうまくいかない」

2.被告「それを親に相談しようとしたが、相手にしてもらえなくて家族関係にも不満が」

3.被告「大事件を起こして両親を困らせて思い知らせてやる!」

4.被告、秋葉原の無差別殺傷事件にインスパイアされ通り魔殺人を思いつく

5.JR八王子駅で犯行しようと思ったけどすぐ近くに交番があるのですぐ捕まりそうだから少し離れた京王八王子駅ビル内で決行する事にした。

6.殺傷、逮捕、起訴、そして裁判へ・・・


・・・という、あまりにも被告が大バカ野郎きわまりないという内容の事件。

この日は検察側が冒頭陳述を読み上げ、被告は「まちがいありません」と起訴事実を認めた。

全面的に認めた上で起訴事実を争うつもりはなく、弁護側は心神耗弱を主張するなどして、量刑が争われる方向だ。争点は“自首が成立するか”“どこまで責任能力があるか”などと、いわゆる、

犯人がキチガイだった場合のお決まりのパターンだ。

法廷の様子イラスト犯人顔写真

↑お決まりのパターンといえば、星島もそうだが、頭髪を短く丸めて、顔面蒼白で常に下をうつむいて逮捕前とはまるで別人の変わり果てた姿で法廷に現れるのは被告のお決まりパターン。

毎度毎度、過去の量刑から照らし合わせたり「犯罪者の責任能力」なんてバカげた事を言い争ったりという事を繰り返すパターン化した日本の司法はこのままでいいのだろうか。

こんな下らない馬鹿げた理由で人を殺すような頭のおかしい奴や、精神鑑定の結果キチガイ認定される奴ほど、刑を重くして一生壁の中に閉じ込めて隔離しておく必要があるのではないか。万が一キチガイ殺人者が再び娑婆に出てきてしまったら、一般市民が危ない。



オナン



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