●更新日 04/22●
4月21日午後2時20分、東京永田町の最高裁判所前は多数の傍聴希望者と集結したマスコミでごったがえしていた。 午後3時になり開廷するとすぐさま判決主文が読み上げられ、わずか2分程度で閉廷した。既に報道で知っている方も居るだろうが、死刑判決だ。 今回の判決は5人居た裁判官全員一致による死刑で、一審二審ともに動機が解明されていないものの、裁判官側は「合理的な疑いを差し挟む余地のない状況証拠の一致による判決結果であり、動機が解明されていない事は真須美被告が犯人である事を左右しない」との見解を示した。 @カレー鍋を開けるなど不審な挙動も見せている A真須美被告だけがカレーに毒を混入できる機会があった B真須美被告の髪の毛からヒ素が検出 ・・・などの他、状況証拠だけでも数百点にのぼり、膨大な状況証拠を積み上げた結果を評価した判決となったようだ。 当の真須美被告は 直後に 「私はカレー混入事件にまったく関与していません。」 「真犯人は別にいます」 …といったコメントをしており 弁護側も 「疑わしきは罰せずではなかったのか。時代の流れを見ての死刑判決だろう。」 とコメントし、再審を求める姿勢のようだが、現状から言って正直、新たな証拠でも出てこない限り再審請求が受け入れられるのは難しいとは思う。 真須美被告の言うとおり真犯人が別にいるのか?死刑逃れの虚言なのか? いまいちスッキリしない終幕だ。 だがしかし、ヒ素の鑑定にしても証言にしても、検察側の証拠は疑問の余地が無い完璧な物なのに対して、弁護側は証拠が不十分であるのもまた事実である。 オナン 【おまけ】行列の出来る法律裁判所 〜林真須美のあまりの人気の高さに嫉妬スペシャル〜 |
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