●更新日 12/29●





嘘のような不幸な話 〜最終章







私のつたない文章のおかげで医療関係者からさまざまなご意見を頂戴できた。
大きく分けると
確率説
病院は体力のない弱い人が多いが外は逆に丈夫な人が多い。だから私は退院させられたという説。
能力説
患者にうまく説明できない医師にたまたま当たってしまったという説。
どちらも説得力のある投稿が多く、医療の実情が垣間見えて非常に勉強になった。


さて、

私の怒りには伏線がある。

インフルエンザは熱が下がった後2〜3日で感染力が無くなることをみなさんの投稿で知ったが、担当医師に曖昧な表現しかされなかったこと。
次に、さまざまな検査において「なぜこの検査をするのか」という事前説明がほとんど無かったこと。私としては説明されて感じる痛みと、意味を知らされずに感じる痛みの差が大きかった。

そして一番の伏線。私はインフルエンザに感染する前に予防接種を希望していたこと。○○医師の答えは『その必要はないよ』だった。
素人ながらにも、万が一インフルエンザにかかれば重病化することくらいは知っていた。もし予防接種と私の病気の相性が悪いとしても、それを説明する責任が医師には無いのか。
→実際に私は膵臓もやられているので予防摂取の優先順位では上位者。

他にも、採血が極端に下手な看護師がいて、何度も激痛を味あわせておきながらプイッと帰ってしまい、代わりに先輩が来て謝罪もなく何事もなかったように採血すること。(これが週に2人)
医師への伝言も3人目の看護師でようやく伝わる。大きな診療室で複数の看護師が外来患者の目前で平気で医師の名前を出して軽口の井戸端会議などなど。かなり教育過程が崩壊している。



先週のニュース、退院後に知る。


東京医大:生体肝移植死
東京医大八王子医療センター(東京都八王子市)で00〜07年に生体肝移植を受けた患者52人中20人が手術後早期に死亡した問題で、同大は22日、医療体制に問題があったとして、手術の総責任者を務めた同センター臓器移植外科・一般外科の長尾桓(たけし)主任教授を停職3カ月にするなどの懲戒処分を発表した。07年4月以降中止している移植手術は、体制の改善を踏まえ再開するという。〜毎日新聞


大量に患者を死なせておいて停職がたった3か月。


役所と同じ匂いがする。






BOZZ








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