●更新日 09/22●






検事の不祥事について  〜逮捕権の怖さ





村木容疑者が、「裏付け捜査や取り調べメモの廃棄など様々な問題が、今回の逮捕で隠れてしまってはいけない。」と言った。
捜査は『嘘の被害者の供述』から始まり、それが骨格となる。
私が25年前に逮捕された時がまさにそう。出版した本や記事で詳しく記述した。
逮捕しておいて、警視庁野方署に私を逮捕した証拠が何一つもなかった。逮捕された私が一番驚いた。
『被害者がこう言っている。おまえがやったんだろ?』
その前に、警察なら証拠を集めないのか、と私は言った。
私の事務所に腐るほど証拠があるから、持ってこいと言った。
それでも取りにいかないから社員に段ボールいっぱいの書類を持って来させた。
渋々、○○刑事らは証拠を見た。

そして、名文句

『ごめんな』

を吐いた。
ごめんで済むのかよ。刑事が週刊誌の記者にリークして面白おかしく書かれた。世間に訴える武器が若い私には無かった。

それより、会社を危うくされた責任は誰が取るのか。

私が拘置所や刑務所にいた事実があるなら一億円、の懸賞は今でも生きている。私は鈴木宗男じゃないから一度も塀の中に落ちたことが無い。渡邉は前科4犯と一部の探偵たちは言う。その時点で、調査力が無いと断言する。

昔、探偵の世界で目立ち過ぎた。
歩いているとアイスピックを背中に突きつけられて『探偵やめろ』と脅されたり、自宅を木っ端微塵に破壊されたり。書いたらキリがない。

それでも、正義は正義だと信じて疑わない。

話を元に戻そう。私の回顧と関係無く。村木容疑者が無実かどうか。
『クロ』の部分は全て供述であり、確たる証拠は何一つ無い。
私が検事なら、逮捕せずにもう一度同じ案件を仕掛けて物証を取る。何年かかっても。
さぼるな、検察庁。さぼるな日本の全捜査機関。







BOZZ






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