今日、中国で

恐ろしいほど日本のメディアは口にしないが、今日、中国の政治改革・民主化を求めるジャスミンは中国１８か所で開催される予定だ。
当初は１３か所だったが増えた。
もちろん、早期に鎮圧されニュースにもならないジャスミンも多いだろうが、今回は確実に「対日本」ではなく、中国国内の不満が爆発する。
知り合いも大勢いるのでレポを頼んでみたが「洒落にならない」「一駅隣でも危ない」など、総スカンを食ってしまった。移動式留置場があちこちに停まっている国だから、断られても当たり前（笑）。

さて、今回の一連の騒動。独裁者、独裁国家だけが狙い撃ちに遭っているように見えて、実は違う。まずは弱いところが先に来ているだけで、これからは中規模の国にも広がってくる気がする。イデオロギーに関係なく、国民の『不満』が大きければ根こそぎ、のような。

日本も相当酷い国だが救われているのは若い世代に関心がないこと。ネットで関心があるように見せかけている層も実際には動かない。動くと疲れるし腹も空くからだ。
結局、エネルギーの行き場が無くならないと暴発しない。日本人だけはこれから先も起こらない気がする。明治維新も商人が武士から権力を奪っただけの国民性だ。

私のオフィスがあるビルに東国原氏もオフィスを構えた。連日、秘書を伴って外出している。都庁が見える非常に素晴らしい好立地だ。立ち話を何度か聞いたが同じ店子だしスッパ抜いても仕方が無い。個人的には面白い人だと思うので応援しよう。

というか、今は中国が面白い。日本は興味が持てない。一口に閉塞感というけどそれ以上につまらない国だ。

ひとつ言えること。仕事はあと８年死ぬ気で頑張らないと末路が悲惨だ。あと８年しかないのだ。それを知っている財界人は多く、みな滅茶苦茶がんばってる。
若い人へ。反吐や糞を垂れ流しても、日本でひと財産を築けるのは泣いても笑っても残り僅か。信じる信じないは置いといて、マジで。





渡邉文男（BOZZ）