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●更新日 10/22●







殺される前に
  渡邉文男





読者からの質問に短いですがアドバイスいたします。

三鷹のストーカーの記事の内容の文面でセコムに入っていないのはおかしいとありましたが、防犯会社に普通の家庭は料金の関係もあり、入らないのでは?と思います。

命はお金より安いと思っている人は入る必要ないですね。私もセコムから宣伝料をもらっているわけではありません。全ては個人の価値観です。あなたは「水と安全はタダ」のタイプなので非常に危険です。

警察より、セコムとかの方が対応が速いのはわかりますが、殺す内容の文面、要するに殺しを予告するような内容がない場合でも、急に殺しに来る場合があるので不安です。

その通りです。交通事故と同じで100%防げるとは言ってません。しかし、軽自動車に乗るよりもハマーのような装甲車に乗ったほうが安全です。

料金体系などの防犯上の利点を含め、警備会社の選定基準をお教えいただきたいです。

それは自宅から近い大手の警備会社が一番でしょう。ストーカーに限れば警備会社ではなく明らかに探偵会社です。張り込んで現行犯で捕まえ、警察に引き渡せるのは探偵ぐらいでは?




写真




今日は簡単ですがストーカーのプロファイリング例を書いておきます。
三鷹の女子高生殺人の犯人はこのタイプだと思います。

【性欲が行動そのものを支配する色情狂タイプ】

色情狂者が暴力、ストーキング行為に走るのは病気の一種として認定されています。特に統合失調症を併発した時に多く暴発します。前兆として主に被害者の私物を破壊する行為に始まり、殺人予告(脅し)も同時に発します。三鷹の犯人もそうでしたね。
ストーカーの性格と暴力行為に関連性があるかどうかは1800年代から研究が行われていて、その中で被害者と肉体関係があったストーカーのほうが暴力に及ぶ確率が高くなります。これは既に関係があるので快楽の記憶からさまざまな妄想を抱きやすいからです。
色情狂は一方的に快楽を絶たれると自己防衛として恋愛関係にあった相手をまるで子供のように壊しにかかります。(玩具と同じだからです)

具体的に危険な男の見分け方としては
・性欲が異常で自慰行為を毎日(時には1日に3回以上)する男。
・1日に何度もSEXを求めてくる男。
・感情の抑揚が大きく、例えば哀しい映画を見た後に酷く泣く男。
・幼少時代に親からDV等を受け、性格が屈折している男。
・社会的には攻撃性を滅多に見せず、逆にへりくだるタイプ。
・書くまでもないですが、何らかの薬物に依存している男
・自分の私物に怒りをぶつける男。←これが一番特定しやすい要素かもしれません。



申し訳ないです。出張続きなので落ち着いたらまた執筆します。今日はこのへんで失礼します。
(緊急で書いているのは、苦しんでいる読者が多いためです)











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