●更新日 12/11●



クリスマスと6人の彼女・・・・バトル開始!!

うちのぱくりサイトがとうとう現れました!って・・おまえかい!!わざわざ日記才人にも登録しやがっ て・・・。つぶす、絶対に。

昨日の続き

本命の彼女(看護婦)は鬼の形相だった。私はとっさに彼女にむかってウインクをした。正直言って何の意味も無い行動だったが、かっこいいスパイはここで慌てるわけにはいかない。だが、私の願いも空しく
 

体温計がほっぺたに突き刺さった。

 

「チ ミ、何てことをするの?これ、割れたらどうするの?水銀よ、水銀!!」
「死なないわよ!!ここは病院だからっ!!」

ここで水銀がどうのこうのという議論は無意味だった。私は彼女を病室から連れ出し、屋上の喫煙所へ向かった。ほっぺたにめり込んだ体温計はそのままだ。たばこを吸っていた数人の入院患者は驚いて席を立ってくれた。ありがとう、みなさん。

泣きじゃくった彼女をなだめすかすこと1時間。何とか機嫌を取り、ほっぺたの即席治療をしてもらって病室へ戻ったら

 

今度は花瓶が飛んできた

 

私はとっさによけてしまい、空を舞った花瓶は無残にもこなごなに砕け散った。彼女はなおも手当たり次第にものを投げ続ける。
周囲は騒ぎを聞きつけた人でごった返し、私は逃げるようにその場をあとにした。

こうして6人中2人が瞬時にしてクリスマスのリストから消えた。

           ※ この物語は史実に基づいて構成されております。



新人兄さん 寄贈


― つづく ―