●更新日 06/03●


働く人の憂鬱シリーズ 〜ゲイバースタッフの憂鬱


ゲイのメッカといえば、新宿2丁目。
同性愛者たちが自分をさらけ出せる、そんな場所なのでしょう。
新宿2丁目にある、オシャレなゲイバーのイケメンギャルソンに話を訊いてみました。



―― どのような客が来ますか?
ふらっと立ち寄る人は少なく、常連のお客様が多いです。ゲイ同士でもカップルで来る人は少ないんですよ。たいてい友達同士で来ますね。ノンケの女性のお客様も多いです。

―― ノンケの女性客とは、どんな話をしますか?
男性をオトす方法を聞いてくる女性が多いですね(笑) 本気で恋愛相談をしてくる人や、なかにはゲイを口説いてる人までいます(笑)

―― ゲイとわかったうえで口説いちゃうんですか?
この店の常連はイケメン率が高いんです(笑)
「俺、ゲイだよ?」って言っても、「それでもいいの」って言うんです。
あと、スッピンで来たり、スウェットで来たりするお客様がいますね。俺たちがゲイだということで、安心しきっているからだと思います。もちろんゲイバーだからこそ気を遣ってくださる女性もたくさんいますよ。



―― たとえば、どんな気遣いですか?
ちょっとしたことなんですけど、トイレを使ったあと便座を上げて出てきたり、汚物入れがないのでナプキンをきちんと持って帰ってくれることですね。
そういえば、トイレが詰まったことがありますが、原因はナプキンだったなんてこともありました。

―― 客と恋愛関係になったことはありますか?
ありますよ(笑) よく店に来るお客さんで、ひと目見たときから“可愛いなあ”と思ってたんです。ある日その人が酔いつぶれてしまって、介抱しているときにムラムラッと来ちゃって……。
気がついたら襲っていました(笑) これがきっかけで、彼と付き合いましたよ。

あとは、店にあるカラオケで俺にラブソングを歌ってくれた人がいました。その人とはセックスしたにも関わらず、告白したらフラれてしまいましたけど(苦笑)


ゲイバーのスタッフにも、 いろいろあるみたいですね。ゲイの中には友達にもカミングアウトできず悩んでいる人も多いと聞きます。でも、ゲイバーの店長さんならやさしく相談に乗ってくれるでしょう。ノンケ女性は本気にならない程度にネ★


神崎ユウ



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