●更新日 06/27●


海外刑務所で15年間服役中の日本人を直撃!


他国で犯罪を犯し、その国で拘留されたままの日本人が結構存在する。
ほとんどが麻薬密輸での拘束。「日本まで運んだら報酬をやる」と高額をチラつかされ誘いに乗り、空港に行った途端、税関で待ち構えていた警官に御用。



サンダルに隠した麻薬も見つかる


そう、麻薬密輸の密告者は報酬が貰えたのだ。現在はその制度は無くなったが、その頃に捕まった日本人は、現在も刑務所に拘留されたまま。



麻薬を隠してもX線検査で浮かび上がる


今回、そんな囚人のAさん(63歳)に面会し、お話を伺ってきた。

 ※面会エリアは撮影禁止のため、詳細はイラストでお伝えします。

 


バンクワン刑務所に服役中のAさん(63歳)


刑期40年で服役15年目


「恩赦があるので刑期は短縮されるが、あと10年は入っている必要があるだろう」とのこと……

ちなみに、日本の刑務所は「更生施設」だが、
海外刑務所は「懲罰施設」が多い。
刑務所内では生活費がかかる。金がなければ仕事はできるが、得られる金額は雀の涙ほど。



刑務所内で購入・差しいれできる商品


Aさんは親戚から1999年まで仕送りを受けていたが、その方が亡くなり、生活が苦しいという。
薬を買うことすらできないが、日本大使館は全く助けてくれないとのこと……




囚人との面会は、鉄格子と空間を隔てて電話の会話で行う


しかし、年内に受刑者移送協定が日本政府と結ばれるという情報がある。詳しい内容や時期が分からず不安だが、それを待っているとのこと。そうなれば日本国内で裁かれ、刑期が短くなるのだ。

逮捕された原因は自業自得かもしれないが、早く、この過酷な生活からは開放してあげて欲しい。


ほんの少しだけ、お金を寄付をしてきたのだが、



日本の菓子のパクリみたいな


差し入れできるお菓子が色々とあるのはいいけれど、




味カブよい しヤ一ビスケツト さん新である

日本語がメチャクチャ

味がマトモならいいんだけどね……



梅宮貴子(イラスト:オナン)



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