●更新日 11/28●


アサヒった!?マクドナルド偽装問題、朝日はインタビューも偽装?


マクドナルドで消費期限に関する「食品偽装」問題が発覚したが、この件を報道したテレビ朝日「報道ステーション」のインタビュー内容も「偽装」ではないか、という疑問の声が出ている。


2007年11月27日の朝日新聞によると、都内のマクドナルド4店舗にて、売れ残ったサラダの調理日時のシールを貼りかえて販売していた疑いがあるという。改竄を証言した従業員によると、「(廃棄するのは)もったいないと思い、見た目に問題がないのでやってしまった」という。一方、日本マクドナルドは朝日新聞の取材に対して、次のように回答した。「改ざんしたという証言はあるが、その事実までは確認できていない。調理日時の表示は消費者のためでなく店側の管理のためのもの。不当表示には当たらず、何ら違法性はない」、「社員からの指示の有無は確認できていない」。


だが、同日のスポーツ報知が報じているように、賞味期限切れのヨーグルトとシェイクの原材料を使用したことによる、食品衛生法違反の疑いがあると、マクドナルドは新たに発表した。更には、賞味期限切れの卵やスライストマトを使っていた疑いもあるという。「不当表示には当たらず、何ら違法性はない」という上記の強気なコメントは、一体何だったのだろうか。


この件を報じた、同日の報道ステーションの内容が注目されている。指摘されている主要な点を挙げてみよう。

(1) マクドナルドの制服を着用してインタビューに応じた女性は「元店長代理」と紹介された。
(2) 女性の胸には「店長代理」というバッジがついていた。
(3) その制服はアルバイトの「お客様係」のもので、しかもモデルチェンジ前のものである。



(1)だけを見ると、この女性が元マクドナルド関係者で、説得力を持たせるために、手元にあった制服を着用してインタビューに応じたという可能性は否定できない。
だが、(2)の「店長代理」のバッジと、(3)のアルバイトの「お客様係」の制服との組み合わせは納得しがたい。
しかも、(1)だけを考えたとしても問題はある。マクドナルドの制服がネットオークションに頻繁に出されているということについて、探偵ファイルでは以前調査を行ったことがある。その時にマクドナルド社員から聞いた話では、貸与された制服を、店を辞める時に返却しない人が少なくないとのことだった。


ネットオークションに頻繁に出回るのは、コスプレ愛好家にマクドナルドの制服が人気だからだという。この制服姿を主題としたAV等も販売されるなど、マニアが多いのだとか。上記社員の話では、マクドナルドで勤務している女性の制服姿を盗撮する人々も時々いるらしい。


このような人気ゆえに、制服ばかりでなく、各種アイテムがオークションに出されたり、各所で販売されたりしているようだ。このような背景を考慮に入れて今回のインタビューを見ると、当該の女性が「元店長代理」のはずなのにアルバイトの「お客様係」の制服を着ていること、しかもそれがモデルチェンジ前のものであることも理解できる。

つまり、インタビュー収録時に、説得力を持たせようとしてスタッフが制服やバッジを用意したが、それらについての知識が不足していたために自爆した、ということかもしれない。仮に女性が本当に「元店長代理」だったとしても、着用している制服は「偽装」だった、という可能性が高い。

船場吉兆の件では、食品偽装についての証言の偽装を指弾していた朝日自身が偽装・・・「アサヒる」は更なる高みへ!?




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