●更新日 01/02●


韓国「昔の地図に独島が無い!」と新たに追加決定


日本と韓国の間では、歴史認識に関するトラブルが後を絶たないが、竹島(韓国では「独島」という呼称を採用)問題をめぐって、韓国がまたもや奇妙な行動に出たと話題になっている。



2008年1月1日の東亜日報によると、韓国で2009年に発行される新紙幣の色や大きさが決まったという。それに伴い、紙幣のデザインの見直しも図られた。その目玉の一つとなったのが、10万ウォン札に採用されている「大東輿(テドンヨ)地図」だ。記事によると、朝鮮時代に作られたこの地図には独島が見当たらないため、今回新たに追加することを決めたという。



この件に関してネット上では、韓国語で配信されている記事を和訳する動きも見られた。毎日経済の記事の和訳によると、「大東輿地図に独島が抜けているのはおかしい」という声が最近の韓国では強まっているそうだ。そこで、韓国銀行は「筆写本などの内容を勘案して、独島を追加して紙幣の図案とした」という。

近年の政治的主張に合致する内容を過去の地図に追加するというのは捏造であり不当だ、という声がネット上では強い。確かに、事あるごとに日本の歴史記述は捏造だと主張する韓国が、自らこのような行動に出たことは理解しがたい。「歴史認識の共有」を掲げた日韓の共同作業も進んでいるというが、そうした立場の人々も納得できないのではないだろうか。

このような政治的問題とは別に、今回の新紙幣発行の背景には、韓国では紙幣の偽造問題が深刻な状況にあるという事情もあるようだ。先述の東亜日報の記事の末尾には、新紙幣の導入に伴って、偽造防止の技術が採用されることになっていると記されている。

紙幣の偽造が容易であると同時に、自動販売機などの性能の低さも、韓国では問題になっているようだ。というのも、偽札と本物とを識別する機能が自販機にほとんど無いために、偽札を使用して不正に商品を入手するという犯罪が後を絶たないからだ。この件については昨年、韓国のニュース番組が検証する企画を行い、その様子はネット上でも話題になった。

当該の番組は、現時点ではyoutubeで動画を見ることができる。また、ニュースの内容の詳細は、「特定アジアニュース」というサイトの2007年7月11日の記事に掲載されている。上記サイトにあるように、韓国の自販機の紙幣の識別能力はかなり低いようで、片面だけカラーコピーした偽札を自販機に入れると、金額の欄に「1000」と表示されてしまう。





それどころか、ケロロ軍曹がデザインされたおもちゃの紙幣や、紙幣と色だけが似ている紙片を入れても偽札とは見なされず、商品を購入できてしまう自販機まであるというから驚きだ。ここまで性能が低い理由は、既存の紙幣と新しい紙幣の両方に対応可能な自販機にしようとしたことだという。そうするための費用を削って自販機を開発したところ、このような結果になったようだ。

この問題に対するネット上の反応を見てみると、「そもそもニュース番組が、犯罪行為を助長するような内容を放映して問題はなかったのか」との指摘もあった。確かに、子供でも簡単に真似ることのできる手口であり、番組によって模倣犯が増えた可能性は否定できないだろう。

日本では考えられないことが「普通」の国、韓国。「ケンチャナヨ(心配しなくても大丈夫)」と彼らは言うが、それでは済まない問題が今年も続出するかもしれない




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