●更新日 01/07●


三崎vs秋山戦のキック問題なし!高田が明言


昨年大晦日の格闘技イベント「やれんのか!」にて行われた三崎和雄vs秋山成勲の一戦。

試合後の三崎選手のマイクパフォーマンス「日本人は強いんです!」(TBSの放映ではカットされましたが)や、最後に三崎選手が放った蹴りが、ルールで禁止されている4点ポジションからの顔面への蹴りということで反則なのでは?という疑問の声が挙がったりと話題になった。


GIF画像になってネットにアップされたりしていますが

2006年の桜庭戦のヌルヌル騒動など(関連記事その1その2)もあって、注目されていた一戦。会場は三崎コールと秋山にはブーイングという中での試合。

桜庭戦で秋山のセコンドについていたオリックス清原選手や、イベントプロデューサーである谷川貞治氏が反則であると主張していた。



清原選手「きちんと(秋山は)罰も受けたのに、どうしてブーイングを受けるのか。憤りを感じましたし、心にスイッチが入った。ましてや秋山選手が相手の反則(の疑い)によって負けたのが昨日(3日)分かって、完全にボクの心の中で戦闘モードに入りました」(1月5日・ニッカンスポーツ

谷川EP「あれは反則ですね。ビデオで確認しましたが、蹴られて体が起き上がっている。秋山君は昨年の反則事件(06年大みそかの桜庭戦)の張本人だけに遠慮しているのかもしれないが、きちんと(主催者に)提訴すべきです(1月3日・スポーツ報知

とはいえ、ネットでは
「膝がついてないんだから4点ポジションではないだろう」
「起き上がろうとしているからグラウンド状態でもない」
「そもそも蹴りが顔を狙ったものではない」
「あれが反則だったら(2006年の大晦日の)秋山は死刑」
など、反則行為ではないだろうとする意見が大多数であったようだ(秋山側が反則云々言うな、というのはとりあえずおいておきまして)。

清原・谷川両氏に関しては
「清原はまず野球をしっかりやれ」
「谷川は遺恨をまた作って再戦という方に持っていきたいんだろう」

という意見も。

そんな中、「やれんのか!大晦日!2007実行委員会」高田延彦統括本部長が自身のブログにて声明を出した。

タイトルは「なんの問題も無し。」というもの。

VS秋山戦について一部から聞こえている三崎の蹴りが、四点ポジション中の攻撃にあたり、反則ではないか?との疑問について私なりの見解を述べておきたい。そのシーンを振り返ると、三崎の左フックが秋山の顔面にクリーン・ヒット、秋山が腰から落ちた。立ち上がろうとした秋山は、まず右手をついて立ち上がり、続いて左手をつき(この間コンマ何秒の世界)起き上がるところに三崎の右脚が秋山の顔面を捉えた。ココが四点ポジション攻撃ではないか?との指摘らしい。
もう一度試合の流れを述べておく。
この顔面への蹴りにて倒れた秋山に対して、右ストレートを顔面に放ち、左フックを見舞うが、これは空を切った。
ココでレフリーが割って入り試合は終了。
この一連の流れから『あれは四点ポジションのキックだ!』と論ずるのは、あまりにも無理があると考える。まず、一番近くで見ていたレフリーの『眼』を私は信ずる、この試合のレフリー、試合を裁いていたのは若手NO1のレフェリング技量を持っている野口レフリーだ。四点ポジションが許されていたPRIDEの試合でも、このサッカー・ボール・キックは滅多にヒットしないものだった。秋山が起き上がりざま(崩れ落ちる時ではないのがポイント、起き上がる時はマットから手が離れて行く、崩れて行く時は必ず四点ポジションになる)まさに秋山の手がマットから離れた瞬間を狙い澄まして顔面にキックを放っている。
よって、三崎は断じて禁止行為に触れてはいず、堂々とした見事な、一点の曇りもない勝利と確信する。 いずれにしても、神聖なるこの二人の戦いに余計な味噌をつけてもらいたくない。(高田延彦ブログより一部抜粋



この声明によって、この騒動はひとまず収束に向かうのか、それともあくまで秋山側は提訴するのか。

今後の動きに注目していきたい。



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