●更新日 05/26●


福島中央 TVアナ HPのコラムで堂々盗用


福島中央テレビの大野修アナウンサーが、同局HPのコラムで盗用を度々行なっていたことが発覚し、話題になっている。

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騒動のきっかけは、「ぐっちーさんの金持ちまっしぐら」の2008年5月24日の更新「おい、人間としてのプライドはないのか?」での指摘だ。5月14日の更新「日本ブランド」の記述が、大野アナのコラムで盗用されているという。「この記事には私しか絶対知りえない知識が入っており、ぱくりは明らか」とのこと。

問題となったのは、大野アナの5月24日の更新「日本ブランド」。読み比べてみると、題名が同じであるだけでなく内容までほぼ一致しており、盗用であることは一目瞭然だ。しかも、盗用行為は上記だけではなかったようで、同様の事例が大量に発覚した。その中から、比較的最近のものに限っていくつか挙げてみよう。

2008年4月5日の「後期高齢者医療制度」は、「ヒット株式教室・日経平均の見通し」の3月31日の更新から。4月12日の「少子化の現実」は、ニッセイ基礎研究所HP内「研究員の眼」の4月7日の更新から。4月19日の「「暫定」税率延長」は、上記「ヒット株式教室」の4月1日の更新から。5月3日の「ジョニー・ブンコ」は、「いちカイにヤリ」の4月27日の更新から。5月17日「原油高とラーメン屋」は、「カテキン 的 中国株」の5月9日の更新から。

他にもあまりにも多くの盗用が発覚していて書ききれないが、2007年12月15日の「英語から学んだこと」ではネット上以外から盗用していたようだ。盗用元は、西谷昇二著「壁を越える技術」。更に同年12月29日の「数理の授業」は、なんとチェーンメールからの盗用である。

盗用発覚に伴い、大野アナのコラムは閲覧不可になり、続いてテレビ局による謝罪文が掲載された。だが、最初に発覚した盗用以外に関する言及はなかった。

しかも、「本人から直接の聞き取りをしたところ、「ホームページを参考にしたつもりだが、盗用と言われても仕方がない」と認め、深く反省の意を示しました。」という一文が、謝罪文掲載以前の段階で、今回の騒動に関する2ちゃんねるのスレッドに書き込まれていた内容に酷似していることが判明。謝罪までも盗用で済ませようとしていたのではないかと笑われている。

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大野アナは地球温暖化防止に積極的に取り組んでいたそうだが、自身の盗用を止めるつもりはなかったようだ。



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