●更新日 06/04●


ゲームDOAのクリエイターが会社を提訴&退社!


人気ゲームのDEAD OA ARIVEやNINJA GAIDENで知られるテクモ社のゲームクリエイターの板垣伴信氏が、6月3日に下記のような声明文を発表。



7月1日付でテクモ社を退社し、同社と安田社長を提訴すると表明した。

板垣氏といえば、以前部下の女性からセクハラ問題で訴訟を起こされたりとなにかとお騒がせのクリエイター。
関わっている作品は、"エロバレー"と呼ばれているDOAXシリーズや、8人を殺傷した茨城県荒川沖駅の通り魔事件の犯人が所持していたNINJA GAIDENシリーズといったネットではなにかとおなじみのものであるので、今回の退社&提訴騒動についてもかなりの反響があるようだ。



一方、テクモ社の方は5月23日にプレスリリース(注:PDFファイル)にて「訴訟事件の控訴判決について」という声明文を出している。



それによれば、「東京高等裁判所にて社員(※板垣氏と思われる)の行為はセクハラにはあたらないと認定されたものの、裁判にて社会通念上容認しがたい行為が繰り返し行われていたことが明らかになりました」としている。
この声明文が、今回の騒動となんらかの関わりがあるのではないかと見る人も多いようだ。

ネットでは「決められていた成功報酬をきちんと払わなかったのであればテクモが悪い」とする人が大半ではあるのだが、その一方、板垣氏がトラブルメーカーで問題のある人物でもあったということを否定する人が全くいないというのも今回の本質を表しているといったところか……。

問題のテクモの株は、9:30の段階で前日の終値1,103円から100円以上値を落とし1,000円を割り込む展開となっている。ヤフーの株掲示板でも、今回のゴタゴタを快く思っていない人が多いようだ。

終わったか・・。
DEAD OR ALIVE とNINJA GAIDENの無いテクモは
ドラクエとFFが無いスクエニのようなもの。

世界でミリオンが狙えるのはこの2タイトルだけだし、
その2タイトルが板垣氏抜きで出せたとしても、
特に本数が出る北米市場では、制作者への信仰が非常に強く、
ディレクターおよび制作スタジオが変わったら別のゲームと見なされる。
(略)


また、上記のような意見に対し、「いてもいなくても一緒」とする意見も書き込まれている。


今後、DOAやエロバレー、はたまたNINJA GAIDENシリーズはどうなっていくのか?
裁判の行方とともに注目したい。



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