開き直り？ブログ炎上で「自分は書いた覚えがない」

様々な問題の発覚をきっかけとした炎上騒動が後を絶たない。

従来は、炎上後に本人が謝罪、あるいはブログ閉鎖というパターンが多かったが、このところ傾向が変わりつつあるようだ。当該の記述について「私は書いていません」と否定し、閉鎖を免れるというパターンだ。

2008年6月8日の記事でお伝えした、フジテレビの伊藤利尋アナウンサーがSMAPの悪口を言っていたとブログで暴露した由衣は、その代表例だ。14日にブログを再開し、「ただあの記事は一切書いておりませんので私に質問されてもお答え出来ません」と記した。その後の更新でも、「真相は不明」と書き続けている。



由衣は13日付で、事務所であるオリコンとの契約解除を申し出たという。「中傷だったりするけどｶｷｺﾐをしてくれた人が居るから自分の道を歩こうって気持ちにさせてくれて…皆さんが背中を押してくれたんです。」と、炎上を逆手にとって再出発を表明した。

16日には、閉鎖をしない理由について、キングコング西野も顔負けの強気な姿勢で以下のように記した。

「閉鎖について考えました。でもここで私が閉鎖をしたら前回やっていたBLOG同様閉鎖し逃げている形にもなります。だから閉鎖をしないのです。そして何があったかの報告も出来なくなります。どんな事を考え、どんな事をしているかも自己満足ですが書きたいなと思ったからBLOGを再開致しました。」

ちなみに、由衣はオリコン所属ではないと事務所が述べたという記事が、先頃サイゾーに掲載された。由衣は16日の更新でこれに反論し、「事務所に所属していなかったという公式発表があったそうですが所属しておりました。私自身逆にその記事を読みたいという気持ちが大きいです。」と述べている。

トレーダーの若林史江氏も、同様のパターンだ。公式サイト「フミの株が好き♪」の日記で、これまでに50回近く記事を盗用していたことが発覚したと報じられている。若林氏は夕刊フジの取材に対して、「諸事情により外部に委託しておりました」と回答したという。本人の日記にもかかわらず、あくまでも他人が書いていたとのことで、事実関係を確認中との直筆コメントがHPには掲載されている。



偶然にも、両者は共にアメブロにブログを持っている。5月31日の記事で扱ったアメブロのコメント操作疑惑が思い出されるが、若林氏のブログでも不自然な書き込みが続出し、話題になっている。




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