●更新日 07/23●


父親刺殺の女子中学生の部屋からまた「ひぐらし」


埼玉で女子中学生が父親を刺殺した事件。
部屋から、「ひぐらしのく頃に」が押収されたということで、ネットでは「またか!」と話題になっている。


ニュースのキャプチャ画像

猟奇殺人の漫画が犯行に影響か…埼玉・川口の父親刺殺事件
埼玉県川口市で男性会社員(46)が刺殺された事件で、殺人容疑で送検された中学3年の長女(15)について、知人らが「少女が凶器を使って殺人を犯す場面が含まれた漫画を読んでいた」と話していることがわかった。
捜査関係者によると、長女の知人や学校関係者らは、「(長女が)友達から勧められ、最近、読み始めた」と証言しているという。
長女が読んでいたとみられるのは、「ひぐらしのなく頃に」。人気ゲームをもとにコミック連載され、テレビアニメや小説になっている。
今年5月に映画化された。少女が突然ひょう変し、斧などで人を殴り殺害するなど猟奇的な殺人の場面がある。埼玉県警は、長女が漫画の影響を受けていたかなど、事件を解明するカギとなるとみて詳しく調べる方針。
読売新聞


これまでニュースウォッチでもとりあげてきたが、秋葉原無差別殺傷事件(参考)や、岡山の18歳少年によるホーム突き落とし殺人(参考)、また同じく18歳少年の青森母子殺害(参考)などとも関連が取りざたされてきた。


岡山突き落とし殺人の時に晒された18歳少年の本棚


ネット上でも「無関係だ!」と主張する者がいれば、「いいかげん規制しろ!」と主張する者もおり意見は様々である。また「むしろ『ひぐらし』に影響されたというより、メンヘル気味のやつが『ひぐらし』を好むのでは」と分析する者も。「竜騎士07はいったい何人殺せば気が済むんだ」などという過激な書き込みも見られた。

現在、「ひぐらしのなく頃に」はニンテンドーDSにも移植されている。ひぐらしよりも更に残虐な描写がある「うみねこのなく頃に」も漫画化されコミックスも発売されている。ちょうど連載中のところで登場人物が顔をぐしゃぐしゃに潰されて殺されるというグロテスクなシーンがあり、雑誌のキャプチャがあちこちに貼られている。また、アニメ化も決定したそうである。

今後、「ひぐらし」や「うみねこ」がR指定などの規制がかけられる方向になっていくようなことがあるのだろうか。注目である。



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