●更新日 09/09●


妹死去で欠場の浅尾美和、批判した新聞記者に異論続出


2008年9月8日の産経ニュースによると、ビーチバレー選手の浅尾美和の妹が8月12日に自転車に乗っていて乗用車と激突。意識不明の重体のまま、5日に死去したという。

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事故以来、浅尾は病院に通い看病していたそうだ。そのような事情もあり、今季の国内ツアー最終戦への出場を直前になってキャンセルした。この騒動を扱った、9月6日の東京中日スポーツの記事が話題になっている。

記事によると、大会主催者は「家族が急病になったとのことで棄権の連絡が入った」と説明したという。現地入りしながら帰ってしまった浅尾に批判的な論調の記事で、ビーチに大勢のファンが集まっていたこと、浅尾のツアー欠場が2大会連続であることなどを指摘している。

上記記事と共に掲載されたコラム「記者の目」では、浅尾の欠場について井上学記者が自身の見解を述べている。「親の死に目にも会えない。プロとはそういう覚悟を持って戦う“特殊な人”だと思っている」と、井上記者は記事冒頭に書いた。

主催者側やコーチに浅尾について尋ねても詳細な回答を得られず、「いろんな種目で多くの選手や関係者を取材してきたが、こんな対応は初めてだ」と、納得できないようだ。更に井上記者は、「芸能人を扱うがごとく、周囲が過保護になってしまってはならない」と苦言を呈した。

浅尾の欠場の是非についてだけでなく、井上記者の主張に関してもネット上では賛否両論で、様々な議論が展開された。井上記者に同意する見解もあったが、批判的な声の方が多いようだ。執筆した時点で、井上記者が浅尾の欠場理由と経緯を十分に把握していたならば、コラムの内容も変わっていたのではないかとの意見もある。

また、「“タレント選手”などと言われることのないように、真のアスリートとして成長する手助けをする必要があるのではないか」という一文に対して、「上から目線」との批判もあった。その他、「片田舎のビーチにまで足を運ぶファンのためにも、プロとしての責任を果たすべきではなかったか」という文章に、「田舎をバカにしている記者の本音が見え隠れしているのではないか」などという声もある。

先述の産経ニュースの記事も、下部に浅尾の水着姿の画像を大量に掲載したことについて、不適切ではないかとの指摘が出ている。

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8月16日の記事でお伝えしたように、同紙は北京五輪で「盗撮」疑惑が浮上し、不謹慎であるとの批判が続出したばかりだ。



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