●更新日 10/14●


「麻生首相はホモクラブ常連?」という産経記事の背景


「麻生首相はホモクラブに通っている?」という趣旨の記事が、大きな話題になっている。

2008年10月12日、産経ニュースに「【政治家の隠れ家はここだ】麻生首相が出入りする高級秘密ホモクラブ(???)」という記事が掲載された。首相が常連である「馬尻」というレストラン&バーは、外壁から飛び出している馬の下半身のオブジェが妙な想像をさせることが原因で、同店は高級秘密ホモクラブだとの噂が飛び交っているという。
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産経の記事では、「あるサイトによれば、「馬尻」は高級秘密ホモクラブというのだ。また、別のサイトだと、「高級なゲイが集まる場所」とも。なかには、麻生首相にゲイの気があることをにおわせる記述まである」とサイト名を伏せて記している。その後に、「いや、普通のレストランですよ」と同店を訪れた記者のコメントを掲載し、噂を否定した。

産経が参照したと思われるものの一つが、「NETの爆弾」の2008年8月3日の更新だ。「麻生十番の「馬尻」いう高級なゲイの秘密クラブ」と断定し、「祖父にあたる吉田茂もゲイで有名で、若い頃外交官としてロンドンに在住していた時分、お盛んだったらしい」、「ゲイの一族の掟どおりに祖父の吉田茂にゲイを仕込まれたと推測される」と書いている。
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「芸能お宝収集☆」の2005年11月2日の更新も、「麻布十番の「馬尻」という、高級なホモ秘密クラブ」と断定している。同店では麻生氏の他、「オネェ言葉を話す某大物俳優「○○健」の姿も見られるという」と、伏せ字で記している。

また、馬尻について書いた「doa Blog」の2006年11月26日の更新のコメント欄にも、同店が「ホモの方達が多く集まるレストラン」であるとの記述がある。書き込んだ人物が店を訪れた際に、オカマキャラのタレントが来店していたという。更に、「私が行った前日には、大物ホモ議員さんも来ていたらしいです」とある。
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これらの噂を否定する人々も多いが、興味深いのは「酒とバラ肉の日々」の2008年4月1日の更新だ。以前のオーナーの苗字が「入交(いりまじり)」で、子供の頃のあだ名が「まじり」だったことが店名の由来であるという。「オタク文化に造詣の深い政治家」、「“不器用さ”を器用に演じる俳優」が来店するとの記述もある。

同サイトによると、これら有名人の話は店内でNGとのこと。店に行く予定のある人は、くれぐれも注意してほしい。



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