●更新日 10/30●


麻生首相をカップメン攻撃の牧山議員はセレブ本の著者


麻生太郎首相にカップラーメンの価格を尋ねた、民主党の牧山弘恵議員が注目を集めている。



2008年10月28日参院外交防衛委員会で牧山議員の問いに対して、麻生首相は「日清食品が最初(「カップヌードル」を)出したときはえらく安かった。今、400円ぐらい?そんなにはしない?いろいろ種類が出ていることは知っている」(産経スポーツより引用)と回答。

これに対して、「麻生首相の金銭感覚は庶民とズレている」とマスコミがこぞって報道したことで、話題になった。一方、ネット上では麻生首相に好意的な以下のような書き込みが、あちこちにコピペされている。

「1971年9月「カップヌードル」新発売 発売価格100円 大卒初任給43,000  2008 大卒初任給198,800  (198 800円 * 100円) / 43 000円 = 462 円  つまり麻生の金銭感覚はある意味恐ろしく正確w」


2ちゃんねるでは、上記コピペ関連で批判的な意見もある。「1971年発売当初は100円。当時の物価からすると全然安くなかったよ。35年前から庶民感覚なんてなかったってことでしょ。100円をもとにインフレを計算すると400円ぐらいというのは間違ってはないが。」など、評価は人それぞれのようだ。

一方、「庶民派」の牧山議員が、過去にセレブ本を出していたことが発覚。「牧山 Rubyひろえ」という著者名で、「30日間で立派な淑女になる方法」という書物が1997年にKKベストセラーズより刊行された。

Amazonに掲載されている同書の「商品の説明」には、次のようにある。
「日・欧・米の上流階級を知り尽くした著者による最新最強のマナーブック。テーブルマナー、ドレスコード、インテリア・コーディネート、ワインのおもてなし・・・。あなたの「おしゃれ」「趣味」「交際術」が輝く品性のバイブル。」

今年6月の時点で書かれたカスタマーレビューは、皮肉にも以下のような内容だった。
「著者の経験談(海外留学や社交界デビュー等)としては興味深く読めたが、では本書の内容(ドレスコードやテーブルマナー等)を日本での地味〜な庶民生活で実践できるかとなると・・・。「30日間で淑女になる」というのは、おとぎ話の世界を覗き見て、私もレディになりたい、なれるわと、日々自己暗示をかけるという意味だろう。」

民主党の「ブーメランの法則」は健在のようだ。



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