小向美奈子が覚醒剤を共同所持していた男性とは

昨日の芸能探偵でも取り上げた、元タレントの小向美奈子の事件について続報をお届けする。

覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕された小向だが、覚醒剤を共同所持していた知人男性がいると報じられている。2009年1月23日の毎日新聞によると、当該の男性は「昨年6月、住居侵入容疑で現行犯逮捕され、大崎署が自宅を家宅捜索したところ吸引器を発見。「（小向容疑者と2人で）覚せい剤を持っていた」と供述した」という。

この男性について、東京スポーツが24日に「小向容疑者と交際していた俳優のX」として触れている。2007年、山梨のローカルラジオ番組での共演をきっかけに知り合い、二人は2008年には男性宅で半同棲生活を営んでいたという。記事によると、Xは覚醒剤愛好家と噂され、喧嘩っ早く酒癖も悪いことで有名で、小向にも暴力を振るっていた模様だ。

やがてXの暴力がエスカレートしていき、小向は彼の家を出て友人らの家を転々としていたそうだ。しかし、Xは小向の居場所を発見してそこへ赴いたとのことで、それが前述の住居侵入事件であるという。Xは、2003年に映画祭で新人賞を受賞し、映画を中心に活躍してきた人物であるとのこと。2年ほど前から急激に痩せて、薬物の使用が関係者らの間でも噂になっていたようだ。



これらの情報に基づいて調べると、風間貢(2008年に「風祭貢」に改名)という俳優が浮上する。前出の2003年の映画とは、市川徹監督の「実録・なにわ山本組 捨身で生きたる！」である。「日本DVシネマ大賞」での受賞は、風間にとって初の映画出演かつ主演作品であった。そのことが記されていた風間のファンサイトは、今回の騒動で話題になるや否や、突如閉鎖されてしまった。



また、小向と共演した番組とは、FM FUJIにて土曜日の24時から25時に放映されていた、「WIND　2　YOU」という番組である。番組の宣伝には「限界ギリギリトーク」、「風間貢の“アニキな”人生相談コーナー」などとあった。その他、2008年の「実録　銀座警察　義侠」シリーズで風間は、やはり覚醒剤所持で逮捕された加勢大周とも共演していた。



ちなみに、先述の「日本DVシネマ大賞」とは、全ての過程をデジタル方式で製作した作品を対象としたものである。そこで栄誉に輝いた風間が、DV(ドメスティック・バイオレンス)で小向との関係に亀裂が入り逮捕に至ったというのは、何とも皮肉なものである。




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