●更新日 01/31●


雑用係は無償の奴隷?同人ソフトサークルに非難殺到


同人ゲームソフト制作サークル「はちみつくまさん」のスタッフ募集の告知に対して、非難が殺到している。

話題になっているのは、サークルがmixiに掲載した内容である。「超雑用担当」を募集するとのことで、「無償で働ける人材を募集しています」と記した。「長期間、埼玉県大宮市近郊に毎日通え、朝から晩まで、何でも雑用をします」というのが雇用条件とのこと。


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これに対して、ソフトを制作・販売して利益を上げているサークルが、このような人材を募集することは不当ではないかとの批判が続出。無償で何でもやれというのは虫が良すぎる話であり、まるで奴隷のような扱いだといった趣旨の意見もある。また、法的に見て募集内容は妥当であると言えるのかという議論も展開された。

サークルのHPにも「超雑用係」の募集はあったが、そこには「無償で」という条件が記されていなかった。そのため、同じ募集内容であるはずなのに、mixiに掲載された内容と異なるのはおかしいのではないかとの指摘も多い。

HPにて「2ちゃんねるなどでは評判の悪いサークルですが」と自ら記しているように、このサークルに対しては各種の批判がこれまでにもあった。例えば、成人向けソフト「東方淫魔郷」では、サークルのオリジナル・キャラクターが「東方紅魔郷」の登場人物をレイプというのは耐えられないと、一部のファンたちは作品を許容できない模様。


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「東方冥異伝」、「東方冥異伝−零−」、「東方冥異伝 スラッシュバスター」の三部作も同様のようだ。「三作全て製品紹介にオリキャラが映ってるSSいれずに純正東方RPGである事を強調した販促文で釣る」、「SBはオリキャラが東方キャラをフルボッコにしていくマジキチ」などと、やはり反感を買ってしまっている。


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これまでに出たソフトの完成度の問題や、それに伴う人間関係上の各種トラブルについても、いろいろと噂話が2ちゃんねるに書き込まれている。それらの真偽は定かではないが、サークルの活動や姿勢、今回の件に限らずスタッフ募集での「上から目線」等に対して、批判的に捉えている人々が存在するようである。

「無償労働」といえば、昨年も似たような騒動があった。女優の益戸育江(「高樹沙耶」から改名)が千葉県にオープンするカフェの工事で、藁積みと土塗りの作業をする「ボランティア」を募ったところ、非難が集中してブログが炎上した。 (参考記事 1 2)



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