●更新日 02/01●


花畑牧場批判で窮地の田中義剛がネットから消した過去


週刊新潮2009年2月5日号に、「花畑牧場「田中義剛」の甘くない「悪評とトラブル」」と題する記事が掲載され、ネット上でも注目を集めている。

花畑牧場と田中が、これまでに悪質な行為を繰り返してきたとして、実名での告発等が記事中にはいくつも見られる。その中に、花畑牧場ブランドで販売されている製品には他所で製造されたものがあるという話題があった。この点について、2ちゃんねるでは告発らしき書き込みが続出している。

どこでどの製品を作っているか、どのように人気を獲得し売り上げを伸ばしてきたかといったことについて、詳細な記述があった。それらの真偽は不明だが、田中の過去の発言との関連で注目すべき書き込みもある。「生キャラメルも出荷元は札幌市白石区東米里の倉庫から 十勝〜札幌は約180キロの距離があります 完全に偽装表示です」というものだ。



実は、田中自身がネット上で同種の批判を展開していた。花畑牧場HP内の「北海道・十勝発 花畑牧場通信」の2007年5月21日、29日の更新内容である。六花亭は偽装行為に及んでいるとの告発で、HPからは既に消去されている。田中曰く、北海道や十勝を売り物にしたネーミングだが、実際にはアメリカ産の小麦を使用した製品であるという。

北海道の食材を使っていると客は勘違いする可能性が高く、そのことに田中は違和感を覚えるとのこと。「消費者心理を利用するだけの「北海道限定ビジネス」はやめるべきだ」という。そして、「大平原」や「雪やこんこ」といった北海道を連想させる製品名については「うまいな〜。でも今のテレビでこれは通用しない」と一笑に付した。



六花亭への批判は延々と続く。「お菓子は大地の恵みです・六花亭」というキャッチコピーを引用し、「これってギャグか?どこの大地?まさか北海道じゃないよな。欧米の大地か?」と揶揄した。最後には、上記のキャッチコピーについて「消費者を北海道産と勘違いさせる偽装広告か?公正取引委員会の見解を聞きたい」と記している。

ブログ「わいるどぷらん」の2008年8月1日の更新内容にも注目したい。花畑牧場のチーズケーキを友人が購入したところ、カビが生えていたという。この件について、花畑牧場の委託で当該の製品を製造したという業者の担当者が、コメント欄に謝罪の意を表する書き込みをしている。



この業者の対応について、ブログ主は満足したようで、当初の更新内容を削除し、経緯を改めて説明した。しかし、花畑牧場の対応には納得できないようだ。「PB商品にもかかわらず、実際には自分のところで作っていないからと電話で「知りません。わかりません。」と言い放った、花畑牧場様とは全然違う対応でした」と記している。

花畑牧場の生キャラメルは、まさに今が旬で大人気のようだ。だが、今回の騒動の展開次第では、その「賞味期限」は案外短いものになるかもしれない。



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