●更新日 04/21●


デヴィ夫人が提示する日本兵の虐待行為写真に疑問浮上


右翼団体に向かって植木鉢を投げたとのことで話題になったデヴィ夫人。そのブログの内容が、注目を集めている。

2009年4月20日の更新「警視庁の発表は違います!」は、こんな衝撃的な暴露から始まる。「警視庁は汚いやり方をしています。被害届けと刑事告訴をしなかったのは渋谷警察署が7時間もかけて私を説得して出させなかったのです」という。騒動の経緯を詳細に記し、右翼団体に対して警察がきちんと対応しなかったと不満の様子だ。



右翼団体が批判したデヴィ夫人と北朝鮮の関係については、もう一つの更新「右翼の男の勘違い」で説明した。そして、小泉首相による国交正常化の約束を日本政府は守っていないと主張。拉致被害者5名を約束通り北朝鮮に戻さなかったことも、対応として誤りであったという。

更に、核兵器を「北朝鮮だけが何故持ってはいけないのですか」と記した。世界から全ての核兵器をなくすことが、正しい選択だという。北朝鮮との関係を非難されることが多いが、「私は日本の皇族を心より大切に思い、誰よりも敬愛しております。そんな私は「左翼」か「右翼」かと聞かれれば、最右翼だと思っている程です」と書いた。

北朝鮮との関係について日本は再考する必要があるとして、デヴィ夫人は北京から北朝鮮へ行く際に機内誌で見た記事に言及した。題名は、「写真に見る帝国主義 「日本」 の非道、暴力行為」、「韓国人民の宿敵 「日本」 の非道残虐4」。掲載写真の英語での解説を、和訳して紹介した。



ところが、それらの写真の信憑性には疑問があるとの声がネットで続出。例えば、「日本の獣、壁に縛られた愛国者に残酷な日本兵が血塗られた銃剣を刺し続ける」と説明されている写真がある。だが、「鳥飼行博研究室 検証:南京虐殺事件」には、「電話線を踏んだとして日本兵に捕まった中国人少年2人(1937年)」として同じ画像が掲載されている。



また、「日本の屠殺者、無実の韓国の子供にサベルを振り落とそうとしている瞬間」という画像は、上記サイトでは「中国人を斬殺する日本兵(1937-1938年頃)」とある。「日本に残酷に殺された韓国の幼児達」という画像は、「大虐殺派のウソの写真、証言」というサイトに、「南京大虐殺の現場へ」という書物の221ページ掲載の写真として紹介されている。

これらの点について、デヴィ夫人はどのように判断するのだろうか。


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