●更新日 05/24●


松本人志の兄、マスク1万枚無料配布に大バッシング


ダウンタウン・松本人志の兄である松本隆博に対して、バッシングが起きている。

2009年5月21日、マスク1万枚を無料で配布するというキャンペーンを松本は告知した。小さな子供がいる母親らがマスクを切望していることを実感して、「マスク配り隊」と称して活動を始めることにしたという。これに対して大きな反響があり、たちまち1万枚がなくなったと翌日報告した。



だが、この活動に異論を提起する人々がネット上で続出した。「売名行為だ」、「マスクを買い占めて品薄状態を助長するな」、「この時期に、なぜ1万枚も確保できたのか怪しい」、「必要な人へのマスクの効果的な流通に反する行為だ」、「1枚だけもらっても役に立たない」といった趣旨の書き込みが、松本のブログのコメント欄や2ちゃんねる等に殺到した。



松本と共にキャンペーンを展開する、プロデューサーの岡野弘文という人物のブログに、この計画の詳細が記されている。21日の更新では、1万枚のマスクの確保は買占めではないとして、以下のように反論した。

「わたしたちの活動を買占めだといわれるならば、それは当たらないと自信を持って言えます。流通というのは、まさに「流れ」であり、今回も、その「流れ」の中で、多くの人が寝る間も惜しんで商品を市場に届けようと努力しているわけです。仮に、自分の欲求を満たすためだけに悪意を持ってその「流れ」を滞らせる人がいたとしたら、そのときはそれを「買占め」といわれてもしかたがないと思います。」



そして、「今回の入手の経路ですが、通販業用卸会社さんから販売用に仕入れたものでしたので、一部は販売しました」と説明した。各種の批判に対しては、「行動と効果の価値を評価する基準が違えば、理解の仕方も違います。情報量が少なければ、勘違いもあります。ですから、これは仕方がないことですね」と記している。

彼らは自分たちの考えや行動には誤りがないという確信を表明しているのだが、それに対する異論も依然として多い。しかし、これは価値基準の相違で片付けてよい問題だろうか。どのような配布が適切か、実効性があるのかということに焦点を当てて、行為の是非を判断すべきではないだろうか。

プレスリリースには、「現在、追加で10,000枚の確保に向け調整中で20,000枚を配布する計画です」と書かれている。キャンペーン再開時に、またもや非難が殺到する可能性も高そうだ。



探偵T



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