●更新日 06/14●


三沢光晴が死去、対戦相手の齋藤彰俊への非難続出


プロレスラーの三沢光晴が、試合中の負傷が原因で死亡したと報じられた。

2009年6月13日、広島県立総合体育館グリーンアリーナにて開催された試合で、三沢は潮崎豪と組んで、齋藤彰俊とバイソン・スミスと対戦。三沢はバックドロップをかけられて頭部を強打、試合はレフェリーストップで終了となった。



「ポップアップ」は14日の更新で、この件を報じた毎日新聞の記事が書き換えられたと指摘している。「「医師はいませんか」との呼びかけに応じて出てきた観客の男性がAED(自動体外式除細動器)で蘇生を試みたという」と当初は書かれていたのだが、「医師だという観客の男性が自動体外式除細動器(AED)で蘇生を試みたという」と改められた。

この点について、リングドクターに関する問題を提起。「リングドクターが同行していなければ、選手の生命を任されている会社側の管理責任も問われるだろう」、記述の変更によって「リングドクターが同行していなかったことを、できるだけ記事を読んだ人に気づかせないようにした、と考えても不自然ではないのではないだろうか」と記している。



2ちゃんねるの「次期GHC王者斉藤彰俊選手を応援しよう!」というスレッドでは、齋藤を非難する意見が続出。「亜鬼吐死」、「もうプロレスやめろ 一生償いしろ塩野郎!」、「人殺し」、「斉藤は一生許さない ふざけるなこの野郎」、「どの面下げて この先生きてくつもりだ」、「あいつは殺人犯だよ」。

「昔、投げっぱなしジャーマン食らった後遺症で、今でも毎試合後に整体に行って首を牽引してもらってる程だったんだろ?そんな相手に何で高角度バックドロップなんか仕掛けるの?」、「プロレスの中でプロレスを忘れた。若気の至りで済まされるのか?」、「若手に対して使うのと年配に対して使うのとを区別出来ない斉藤はプロレスラー失格」といった意見も。

これらに対して、齋藤を責めることは妥当ではないという主張や、齋藤もこの件で苦しんでいるに違いないと同情する書き込みも多数あった。Wikipediaでも、「死神というニックネームの通り、対戦相手を死に至らしめたことがある」との記述がなされて削除されるということがあった。



三沢への哀悼の意を表する膨大な書き込みから、その死を悲しむファンの心境が伺える。だが、一方でこのような騒動が発生したということも、一つの事実として受け止めなければならないだろう。



探偵T



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