国旗問題を暴露した民主党員、文章を差し替えて大失態

民主党による国旗切り貼り問題の続報をお届けする。

一昨日の記事で触れたように、はてな匿名ダイアリーに2009年8月18日に掲載された「「民主党国旗切り裂き」の件について直接問い詰めた党員の戯言」と題する文章が注目を集めた。鹿児島での集会に夫と参加したという民主党員を名乗る人物が、壇上のマークが日の丸を切り貼りしたものではないかと気づき、党のスタッフに尋ねたという。

すると、スタッフは次のように述べたそうだ。「詳細については私からは申し上げることはできませんが、仮に国旗を使っていたとして何の問題があるのですか？」。この対応に驚き、政党のマークに国旗を使用することは不謹慎すぎると抗議したところ、「私どもとしてましては臨機応変に対応させてもらったつもりです。政権交代前夜の集会を無駄にするわけにはいきません」と返答があったという。



この更新内容が話題になると、上記の文章が全て削除され、「「たかが国旗」　愛国心の無い自民党に政権は任せられません」という全く別の内容に差し替えられた。差し替え前の文章に寄せられたコメントに、「「たかが国旗」「それほどの問題では無い」とコメントしているユーザーが多数いました。恐ろしい事です」とのこと。



「日の丸への凌辱を「たかが」と切り捨ててしまうユーザーの愛国心を疑わずにはいられません」というのだが、この直後に驚くべき主張が展開される。なんと、「これらのコメントは全て自民党員によるものであると思います」と無根拠な推測を披露。「国旗を切り裂く行為を「たかが」といってしまう国際感覚の欠如は長年どっぷりと与党で腐ってきた自民党の体質をよくあらわしています」という。

そして、「国旗をないがしろにするような自民党に政権は任せられません。日の丸を凌辱する政党に投票してはいけません」と、論理の整合性など完全に無視したアクロバットな主張が記されている。差し替え前のものは民主党に不利だと判断したのかもしれないが、子供にも通用しない詭弁で擁護される民主党が気の毒だ。やはり民主党支持者も、同党議員と同じくブーメランによる自爆が定番なのだろうか。



ちなみに、18日のJ-CASTによると、国旗を切り貼りした人物は「毎朝国旗を家に掲げるような人と聞いています」と民主党鹿児島県連の事務局長は回答したという。これに対して、「どこの国旗だよ」と揶揄する声が飛び交っている。




探偵T