安藤美姫のコーチが暴言？「日本に原爆を落としたい」

安藤美姫らのコーチを務めるニコライ･モロゾフ氏が、日本人を蔑視する発言を連発したと暴露したブログが注目を集めている。

当該の記述があるのは、Hiro Yoshidaという人物によるブログ「Europe On Ice」の2009年10月22日の更新。10月16日、フランスでのエリック・ボンパール杯終了後に、友人たちとレストランで食事をしていたという。すると、友人の一人と知り合いであるモロゾフ氏が声をかけてきたとのこと。




モロゾフ氏は酔っていたようで、「今日、日本が韓国に負けたってこと、どう思う？」と尋ねたという。Yoshida氏は、スケートを国家間の争いとして論じることに違和感があったそうだ。「これ戦争じゃないでしょう」と述べたところ、モロゾフ氏は「こんな試合を見にわざわざ日本から来るなんて、日本人ってバカだな」と応酬したという。

その後、モロゾフ氏の発言は過激化。「日本なんてあらゆることで負けてるじゃねえか。今日本に何があるよ。トヨタ？日産？ソニー？パナソニック？それだけじゃねえか。日本人が大嫌いなんだよ。もし出来るんだったら、東京も大阪も日本中をボタンひとつでヒロシマ・ナガサキみたいにしてやりてえよ。バカな国だな」。Yoshida氏は、あまりにもショックで言葉が出なかったそうだ。




そして、モロゾフ氏はスイスの女性の肩や首を触り始めたという。部屋に戻った方がよいと勧めた男性にも、「うるせえ、てめえこそ部屋に戻ってマスターベーションでもしてろよ」と、手を丸めて上下するジェスチャーで挑発。Yoshida氏がホテルのセキュリティを呼びに行っている間、モロゾフ氏は男性に「外に出ろよ。歯を全部折ってやるから」と恫喝していたという。




この更新内容に対して、Yoshida氏に同情するコメントや、モロゾフ氏の言動を疑問視する書き込みが、ブログのコメント欄に相次いだ。2ちゃんねるのモロゾフ氏に関するスレッドにも、批判的な見解が多い。一方、「外国人は原爆の被害を十分に理解していない」と、日本人との意識の違いを指摘して、一定の理解を示そうとする意見もある。

とはいえ、ブログの内容が事実であるならば、軽率な発言だったことは否めない。原爆の被害者が聞いたら、到底許すことのできないものだ。また、自身の感情を最低限コントロールできないまでに泥酔していたのだとしたら、指導者としても失格だろう。




探偵T