●更新日 11/11●


大成功!? 史上最大の「大つけ麺博」のウラ側…



10月22日より、3週間にわたって日比谷パティオにて開催されてきた「大つけ麺博」。
テレビ朝日の「シルシルミシル」や「お願い!ランキング」など、さまざまな番組で伝えられていたので興味を持っていた方も多いのではないだろうか。


ちなみにPR大使は「ラーメン、つけ麺、ぼくイケメン」でおなじみ狩野英孝氏


その「大つけ麺博」、本日11日でフィナーレとなる。
日本各地より、さまざまな有名店が参加したこのイベント。

大勝軒ブースにはつけ麺の生みの親ともいえる山岸マスターのお姿が!


連日かなりの盛況で、特に「ガチンコ!」でおなじみだった佐野実氏の2日間の限定ブース「佐野JAPAN」などは大行列で180分待ちというアナウンスもあったほど。


ちなみに2時間ほど並びました

イベントとしては成功とも思われるのだが、必ずしも「大好評!」とはいかなかった模様?

まず、公式HPには大変美味しそうなつけ麺画像がズラっと並んでいるのだが、実際には全店同じプラスチックの器で提供され、気候のせいもありつけ汁も比較的早く冷めてしまう。
量もさほど多くなく、値段は一杯800円と若干割高に思われる。


あまり美味しそうには見えない器……

今回、幸いにして複数の関係者にいろいろとお話を伺うことができたのだが、それによれば800円のうちお店の取り分は半分で、後の半分は主催者側に行くとのこと。
おまけに、食券制なのでとりあえず売り上げはいったん主催者側にプールされ、お店側に支払われるのは一ヶ月以上先になる見込みだそうだ。
お店にしてみれば、出店して余分な人員を駆り出し材料費もかかり、自分のお店の営業も通常通りに行うのはよほど余裕がないと厳しい。よって「ほとんどの店が赤字覚悟なのでは?」とのこと。
各店、主催者側に上前を撥ねられずにすむ(!?)味付け卵などのトッピングを現金100円で売ることで少しでも利益を出そうともしていたようだが、お店側としては金銭的な見返りは望み薄で、むしろ今回のイベントでは参加することによる広告宣伝・PR効果に やはり重きを置いているようだ。

しかし、今回いつものお店のメニューとは敢えて違うタイプのつけ麺で勝負し、その結果いろんなブログ等で酷評を受けている有名店もあったりで、PR目的としても厳しい結果になってしまったところもある模様……。

いずれにせよ、この大つけ麺博は本日まで。興味のある方は日比谷に行ってみてはいかが?



探偵O



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