●更新日 01/30●


横綱の品格崩壊


また、日本相撲協会に頭の痛い問題が起こった。

日本相撲協会


高砂部屋の問題児、朝青龍が傷害事件を起こし、しかも虚偽の報告を協会にしていた。
当の本人は事件が発覚すると雲隠れをして姿をくらませている。高砂部屋も静まり返って人の出入りはほとんど無い。

高砂部屋


以前から朝青龍の問題で矢面に立つのは高砂親方だが、何故朝青龍に対してあんなに甘いのか?
それは横綱を抱えている事によって得られる経済的なメリットが大きい為に、強く言えないのではないだろうか。
ぐれた子供を腫れ物に触る親みたいなものだ。
その甘さが朝青龍を図に乗らせてしまう結果になり、横綱の嘘の片棒を担ぐ破目になってしまった。
今度だけは親方は朝青龍をかばい切れるものではない。それどころか自分自身の進退も危ぶまれる事になる。


高砂部屋の近隣の人に話を聞いてみると、

「いつかこうなるんじゃないかと思ってたよ。朝青龍は初めから嫌いだったよ俺は(60代男性)」
「親方が駄目なんだよね。ビシッと教育出来なかったからこんな事になっちゃったのかね(50代女性)」
「高見山関なんかは、道で会ってもきちんと挨拶をしていたもんだったけどね。最近の若い力士さんは自転車で走っていても挨拶する子は少なくなったよ(70代男性)」
と話してくれた。

高砂部屋といえば日本初の外国人力士高見山を輩出した部屋。その時代にはきちんと心技体というものを教えていたと思う。しかし、いつの間にかその心が衰退してしまい、朝青龍のような無頼漢が生まれてしまったのではないか。


両国の街では着物姿で自転車に乗ったお相撲さんをよく見かけるものだが、姿が全く無い。
ちゃんこ朝青龍も閉まっており、人の気配すら無かった。

ちゃんこ朝青龍


協会から戒厳令でも出ているのだろうか。
朝青龍一人が特別なのか、今後は外国人力士の門戸を閉めるのではなく協会全体で力士教育を進めていく必要があると思う。



探偵H



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