●更新日 05/30●


伊勢丹メンズ館のカタログが「ダサすぎる」と話題に


伊勢丹新宿店といえば、都内のデパートの中では紳士服の充実はダントツであるとされてきた。

特に、最先端の流行のアイテムについては、他のデパートの追随を許さないとの評判である。国内外の一流ブランド、人気ブランドを扱うセレクトショップは多数存在するが、それらに負けない品ぞろえであり、むしろ伊勢丹に行かなければ買えないものも多い。それらのアイテムを求めて、地方から観光にやってくる人々も珍しくないという。

そんな伊勢丹新宿店のメンズ館が今シーズンに発行したカタログが、アパレル業界にて悪い意味で話題になってしまったらしい。その中で紹介されている服は、当然のことながら、この春夏の流行を意識したものとなっている。品質も、それなりに高いものが多いようだ。しかし、そのコーディネートのセンスが悪すぎてダサいという意見が出ている模様。

伊勢丹メンズ館のカタログが「ダサすぎる」と話題に

このたび、アパレル関係者を通じて、そのカタログを入手した。何をもって「ダサい」と見なすかということは、人それぞれのセンス次第と思われるので、あえて判断は下さない。今回は、チェック柄やカラフルな服が一押しのようで、それらを組み合わせたコーディネートが目立つ。このような組み合わせは、賛否が大きく分かれそうだ。

伊勢丹メンズ館のカタログが「ダサすぎる」と話題に

アパレル関係者に、このカタログについて聞いてみた。伊勢丹メンズ館の場合、フロアによってターゲットとする年齢層が異なり、カタログやパンフレットも、それぞれ別個に作られているという。そのため、高めの年齢層向けのパンフレットの場合には、他のデパートのものと大差がないということは、これまでもあったとのこと。一方、このカタログでは、様々なジャンルや年齢層の服が混在しているようだ。

ちなみに、このカタログには、「ジェントルマンメーカーズ アンケートのお願い」と題したアンケート用紙が添付されている。これを見ても、様々な年齢層を想定して作られたカタログであることが分かる。年収、よく読むファッション雑誌、関心のある趣味などを尋ねる質問項目があり、客の好みを幅広く把握しようとする狙いが読み取れる。

また、カタログの印象についての質問項目もあり、その中には当然、否定的な選択肢も。「センスがない」、「読み応えがない」、「安っぽい」、「伊勢丹らしくない」、「あまり参考にならない」、「品がない」、「買い物したい気分にならない」など様々だ。一般の利用客からは、どんな評価を受けたのだろうか。

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