●更新日 06/23●


首都大は教員も異常者か?人が嫌がる行為を学生に推奨


「ドブス」動画問題との関連で、首都大学東京の教員も問題視されている。その点について、大学の広報に話を聞いた。 (記事 1 2 3)

首都大は教員も異常者か?人が嫌がる行為を学生に推奨

准教授の一人は学生の詐欺募金について、Twitterで以下のように発言していた。「集めた募金の最適かつサイコーな使いみちが実演提示できたらC↑Pにも迫れると思われ。誰もが気づかないでいる”未来の何か”をきみが発見してみんなの目の前にさらすことで更なる笑いや共感あるいは反感(上等!)が生み出せる。いっそC↑P作品「オレオレ」を越えよ」。

「C↑P」とは、広島の原爆のパロディ作品を現地で公開してバッシングを受けた、「chim↑pom」という集団の略称である。准教授は、これを評価しているようだ。だが、上記の発言に非難が集中すると、内容を十分に確認しないまま書いてしまったと釈明した。

首都大は教員も異常者か?人が嫌がる行為を学生に推奨

さらに准教授のブログの2009年7月1日の更新では、学生らが山手線の車両にて、無許可で作品を展示した企画を絶賛し、自ら車内で撮影した画像を掲載。「作者があくまで「手荷物」として自作を手にして座ったり立ったりしている、という設定。基本的にこれならば大きなモンダイにはなりえない」と、迷惑行為のやり方を説明している。

当初は、車両の端から端まで届く長さの段ボールが床に置かれていたそうだ。だが、係員の指示があり、撤去したという。周囲の乗客が見て見ぬふりをしたことも、自分たちに都合がいいように好意的に解釈している。既成の秩序の突破を謳いながら、なんとも言い訳がましい芸術活動である。広報担当者によると、この件は未確認だったという。

首都大は教員も異常者か?人が嫌がる行為を学生に推奨

准教授は今年の5月13日にも、「嫌われることをする人を僕は信頼している」、「人から嫌われることをするのは芸術家の役割の1つだ」などと書いている。この発言も、大学は全く把握していなかったそうだ。

首都大は教員も異常者か?人が嫌がる行為を学生に推奨

これらの発言や行動は、「芸術」という言葉で何事も都合よく正当化する結果を招くのではないか。そして、人から嫌がられる行為を推奨し、その方法を教えることは、大学という公共機関での教育活動としてふさわしいのか。そのように質問したところ、広報担当者はしばらく沈黙し、回答はなかった。

「一般人に芸術は分からない」と、彼らは言うかもしれない。分からなくて結構。何の罪もない人々を傷つけて快楽を味わう、学問や芸術の名を借りた下劣な自慰行為を理解できるような、最低の人間にはなりたくない。




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