盗撮常習犯？個人情報や女性の尻画像が大量流出！

女性の尻を接写した多数の画像や各種の情報が流出するという事件が、先頃発生した。

騒動の発端は、2010年7月10日、流出を報告する書き込みがネット上になされたことだった。流出した文書は、勤務先で作成されたものと、家庭や子供の通園先に関するものが中心だった。勤務先関連の文書の中には、取引先企業の連絡先をはじめとする顧客情報が含まれていた。また、記念品の贈呈先の一覧もあり、対象となる人々の個人情報が、大量に流出したことになる。



今回の件がネット上で注目を集めた最大の理由は、女性の尻を接写した盗撮画像が、数多く流出したということだった。書店や駅で、女性に背後から近づいて撮影したようであり、下着のラインが透けて見えるものばかりである。電車内で隣や向かい側に座る女性の胸や股間を、店でレジに立つ女性の胸を、盗撮した画像もあった。

これらの画像がネット上で話題になると、その撮影場所が特定されるに至った。尻を撮影した画像には書店内でのものが多く、特徴のある風景のため、三宮の有名書店であることが確認された。また、駅の構内や店舗で撮影された画像も、撮影場所の近隣住民らによって詳細が特定された。




ネット上では、問題の人物が利用していたオークションも判明。盗撮に悪用できる小型カメラを今春に 2点購入していたことが話題になると、当該のIDは直ちに削除された。また、本人を名乗る人物による削除依頼の書き込みも発覚し、騒動に拍車がかかった。個人を特定し得る情報が書き込まれ、プライバシーを侵害されたという。

2010年7月21日、当サイトでは、流出問題を引き起こした人物の勤務先とされるTISシステムサービス株式会社の大阪本社に取材を申し込んだ。取材の趣旨を伝えたところ、本件については同社の東京本社に問い合わせてほしいという。そこで、東京本社の法務部に連絡を取り、担当者から話を聞いた。



同社では、今回の件を既に把握していた。流出内容の中に、同社関連の顧客情報等が含まれていたという点も、調査済みであるという。流出させた当人にも確認を取った上で、それらの情報について、対象となった関係各位への対応も行ったそうだ。盗撮画像に関しては、個人の問題であるとの理由から、同社としては回答できないとのことだった。

また、当人の現状についても尋ねたが、やはり回答は得られなかった。本件に関する対応は一通り終わったと、担当者は語った。




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