昼休み、わけもなく舞台下の倉庫にはいった。窓があるので、少々薄暗いがそんな気味の悪いところではない。しゃがんでぼーっとしていると、水色っぽいヘルメットをかぶったおじさんが、部屋のすみで後ろ向きに座っているのが見えた。

学校で何かの工事があり、昼休みになって休んでいるのだろうと思い、「こんにちは」と声をかけた。