●更新日 09/09●
リアルお化け屋敷?
西日本でぶらりと旅をしてきた封子です。人生は一つの旅ですよね、なんて事は置といて。
どうせ福岡に来たのなら、犬鳴峠にでも行こうかしらありきたりかしら他に無いかしらと考えていたまさにその時に、こんなニュースが舞い込んできました。もしかしたら私が発見者になっていたかもしれない・・・そんな思いを胸に早速行ってみる事にしました。
道路しか載っていない様な地図を片手に、海岸近辺の道を車で行ったり来たり。見つからないなぁとしばらく迷った後、海岸沿いの道を真っ直ぐ進んで行ったところであっさりと目の前に現れてくれました、ケープホテル。
廃墟マニアにはたまらないんだろうなぁと思いながら、先駆者達によって壊された鉄条網を跨ぎ、くすんだ色の大きな建物に接近。建物前に広がる敷地の一部に、何かを燃やした後の残骸・スプレーでの悪戯書き、心霊スポットと呼ばれる場所によくある光景を目にしました。ぱっと見て入り口らしき所が見つからず、側面にあった入りやすそうな窓からお邪魔しまーす。窓からは海からであろう湿った風が奇妙な音をたてて流れ出し、肌にまとわりついてきます。
木の板で覆われている窓が多いせいか、一階は真っ暗。さらに、様々な物品が積み重なる様に乱雑に放置されている為、歩きにくい事この上無し。二階より上は一階に比べ大分光が入り込んできていました。
記事によれば二階で遺体発見という事なので、二階をくまなく調べました。紐や張り出した鉄筋、踏み台にした土台が無いか、足元に気を付けながら天井にも最大の注意を払いつつ行動。なんとなくそれっぽく見える所が数箇所あったものの、決め手となるモノが見つからずがっくり。
雰囲気はばっちりでした。私、夜だったら怖くて入れないかもしれません。暗い部屋のあのじとーっとした空気。
そうそうそれと、開いていた一階の窓から男性の声が聞こえたんです。少し離れた所に居る友人に話しかける感じの声が、建物の中で響いているのがはっきりと。近くに車が停めてあったので、てっきり先に来ている人が居るのかと思っていたのですが、誰も入っていなかったみたいです。
とは言っても、元々はただの廃墟だった筈なのですが、フラミンゴと同じ感じですかね。まぁ、遺体を発見する度胸のある奴は入ってみればって感じで。
身元・遺体が発見された部屋等、詳しい事はわかり次第追って報告する予定です。
画像も追加しての続編を暫しお待ちを!
探偵ファイル
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