●更新日 06/05●
帰ってきた心霊事件簿 〜恨み篭もる血の池〜
夏の季節と共に、心霊事件簿が帰ってきました。
このスポット聞いたことありますか?とてつもなくマイナーな場所なのですが、読者さんから情報を頂いたので第一弾はここにしました。 隠しながらおどろおどろしく書いても仕方ないので、所在地から書きましょうか。 京都府右京区北嵯峨に、嵯峨天皇陵という史跡があります。この場所もそんなに有名ではなく、ガイドブックなどや最寄を活用するのであれば、近くに大覚寺があるのでそこを起点にした方が良いかもしれない。 大覚寺から徒歩15分くらい田園のあざみ野を歩いて行くと、天皇陵入り口に到着します。 そう、この場所は山の中にあります。“陵”って、ようするに古墳ってことです、、、 車で来るにしても、ここまでが限界。ここからは歩いて行くことになるわけですが いやー、まぁ、嫌になるくらい山登りしなきゃならないわけですよ。 ホドリゴ「マジカヨ。何で初っ端から山登りなんだよ、場所をちゃんとセレクトしろよ!」 山木 「いいんだよ、在り来たりの所行ってもつまらないでしょ?」 というわけで、山登り開始! この山の造りは登る階段が螺旋状になっているのですが、その数は20回程! そう、普通に山登りするのと何ら変わり有りません。 ホドリゴ「らっ、螺旋上に造ってんじゃねー!」 山木 「確かに普通にしんどい・・・」 体力ないと、登るだけでキツイかも。 山木 「ハハハ、見ろっ!まるで家がゴミのように見えるほど良い景色じゃないか!」 ホドリゴ「解ったからさっさと登れ、似非パンクラシスト!」 この景色見れば、どれくらい高いかは解って貰えるかも。普通に耳が「キーン」としますよ。 天皇陵到着。 てか、普通にここに入れないし。参拝が出来ないんじゃ、何の為に開放してるんだ・・・と思わずにいられませんが、今回の目的はここからです。 この写真の右手に、裏に回れる道があります。 コレ。 血の池は、この奥! ホドリゴ 「場所が近づくと、なんかドキドキしてくるなぁ」 道の入り口から20mくらいかな。奥に進んで行ったところに 血の池?と呼ばれているであろう、池を発見! 山木 「・・・」 ホドリゴ「・・・」 山木 「何て言うか・・・」 ホドリゴ「感動も何もねぇなぁ・・」 確かに、普通の池よりも赤っぽく見えます。 でもさ、これって・・・ ホドリゴ 「土が赤いから、水も赤っぽく見えるだけなんじゃね?」 確かに赤い。だけど、真っ赤とか血の色というには遥かに遠い。赤いというより、茶色です。 まぁ、幽霊の正体なんてこんなものか。 元々が人気の少ない場所にある上に、頂上まで山登りしなければならない。心霊スポットとして流行らない理由が何となく解ったような気がします。 池は茂みの中にあるので昼間でも薄暗く、奇妙な雰囲気を醸し出していることには違いないんですけどね。 たまたま頂上に植物観察をしていた地元の人がいたので、話を聞いてみたところ 「そんな話聞いたこともないよ。へぇ、そんなの調べに東京から? 色々な仕事があるねぇ」 ホドリゴ 「あぁ、まったくだな」 今回少なくても思う事は、数百年前に起きたとか言われる首洗いはともかくとして、この山の頂上登って自殺や、殺害を考える人はいないんじゃないかなぁ・・・と。 夜に肝試しで登れば、足元が悪い所に灯りは一切ないんだから、そりゃ怪我もするでしょうよ。 山木&ホドリゴ |
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