土中に開く入口

東京都練馬区にある城北公園。
ここは、昼間は地区最大の運動公園とされているが、深夜になると鎧武者、白装束の女性が立っているとの目撃情報がある心霊スポットとされている。




今回は、一番目撃情報の多い深夜２時の竪穴式住居跡を探索した。



竪穴式住居に向かう道中、どこからともなくクラシックギターの音と歌声が聞こえてくる。
その音は、だんだん近づいてくる。

「えっ!?いきなり!?」

逃げ出したい気持ちを抑え、待ち構えることにする。

街灯もあり、暗くはないので遠くからでも確認できるはず。


音からするとすぐそこまで来ているはずだが、姿は見えない。



「なんで見えないのだろう？」



「それにしても、なんて悲しい曲だろう…。」



突如、音が消えた！



「えっ!?何?何だったんだ??」


周りを見渡すが近くには人影はない。
恐怖心に駆られ、後ろを気にしつつ足早に立ち去る。





それにしても、深夜に拘らず３０代〜４０代の男性があちこちにいるのはなんだろう？
中には、まだ夜は肌寒い季節だと言うのに、上半身裸の男性もいる。
幽霊よりも、男性の奇妙な行動が気になってくるが、竪穴式住居に辿り着き背筋が凍った。



▲周りは草木で生い茂り、鉄格子で覆われている。

この画像は、分かりやすく加工してあるが、本当はもっと暗く、住居内入り口があるのもライトを当てなければ見えなかった。
明らかに、他の場所とは違う重く湿った空気が流れているのを感じ取れる。
この竪穴式住居入り口が外界への入り口になっているかと思わせられるような雰囲気さえ醸し出している。

しかし一時間ばかり周辺にいたが、何事もなかった…。


が!!


自宅で、映像を確認していると奇妙な物が映り込んでいるのを発見した!!



上の写真は、ビデオカメラで公園に入る前に撮影したものだが、何の発光体か分かるだろうか？
この発光体は約３秒間ゆっくりと点滅し、消えていった…。
今は、この発光体がなんだったのかは知る由もない。





その後聞いた話だが、この公園は深夜になると男性愛好家のおじさん達が、下半身丸出しで相手を待っているという、恐ろしい公園だったことを知らされたことによって、おじさん達が多い理由の謎は解けた!!



チープ彦坂